ChatGPTを副業で実際に使っている場面【具体例】

ChatGPTを副業で実際に使っている場面【具体例】 副業

ChatGPTを副業でどう使うのか、という話をします。結論から言うと、私がいちばん使っているのは「文章を書かせる」場面ではありません。自分がやる作業の、手前の部分を潰すのに使っています。案の壁打ち、下書きのたたき台、うまくいかないスクリプトの原因探し。この3つで大半です。

私は元調理師で、飲食の現場に10年いました。そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立しています。営業が苦手で、その苦手を埋めるために自動化を作り始めました。ChatGPTを本格的に使い始めたのも独立してからです。

先に言っておくと、最初からうまく使えていたわけではありません。むしろ期待外れでした。それでも今は毎日使っています。何がどう変わったのか、実際に使っている場面と一緒に書きます。うまくいかなかったところも同じだけ書きます。

最初にChatGPTを触ったとき、期待外れだった

きっかけはYouTubeで動画を見たことでした。それで自分でも触ってみた、という順番です。特別な情報源があったわけではありません。

最初にやらせたのは、当時やっていたコンサル業務でした。ココナラでコンサルの案件を受けていたので、その中身を任せられないかと考えたんです。1本3,000円の案件でした。時給に換算すると安かったけれど、実績にはなる、という状態でやっていました。

結果は、期待していたほどではありませんでした。当時は精度があまり高くなくて、そのまま使える答えは返ってきませんでした。「これで自分の作業が置き換わる」という感覚には、まったくならなかったです。

ここで一回、私は距離を置いています。毎日使うようになったのはずっと後です。触ってすぐハマったわけではない、というのは正直に書いておきます。

置き換えようとしたのが間違いだった

今から振り返ると、最初の使い方は「自分の仕事をまるごと渡す」という発想でした。コンサルの中身をそのまま出させようとしていた。だから期待外れになったんだと思います。

今の使い方はそうではありません。自分がやることは変わらない前提で、その手前の時間を削る。これに変わってから、毎日開くようになりました。

これから始める人に伝えたいのはここです。最初から「全部やってくれる道具」として見ると、たぶんがっかりします。「自分がやる前の準備を早くする道具」として見たほうが、続きます。

使っている場面その1:投稿文をまとめて作らせる

いま私が動かしている中で、いちばん量が多い使い方がこれです。

Threadsに1日5本、7時・12時・17時・21時・23時に全自動で投稿しています。Windowsのタスクスケジューラー+Python+API直叩きで組みました。Xも同じ時間に1日5本、同じ作りで動かしています。Xのほうは2026年8月4日に動かし始めました。

この投稿文を、毎朝6時台にAIがまとめて生成しています。生成された文章はGoogleドライブにテキストで保存されて、投稿スクリプトはそれを読んで投げるだけ、という流れです。

「その場で書かせる」ではなく「先に作って置いておく」

ここは少しだけ工夫しています。投稿する時刻にその場で生成させると、生成が失敗したときに投稿も同時に落ちます。だから生成と投稿を切り離して、朝のうちに1日分を作って置いておく形にしました。

投稿が失敗したらログに残って、Discordに通知が飛びます。次にPCを開いたときにも報告が上がるようにしています。これも「気づけないまま止まっている」のがいちばん怖いからです。

副業で使う場合も、同じ考え方は流用できると思います。作るタイミングと使うタイミングを分けておくと、片方が転んでももう片方は生きています。

ただし、成果が出ているという話ではない

ここは正直に書きます。この仕組みは動いていますが、数字は良くありません。

6月25日から7月27日までに87本を自動投稿しました。その間、フォロワーは0人のままでした。7月27日時点で数えたとき、7月のビューは527・いいね7・返信0・リポスト0です。返信は一度も来ませんでした。

週ごとの平均ビューも右肩下がりでした。18.2 → 15.9 → 8.4 → 7.9 → 5.0という並びです。7月27日時点では、68本のうち13本がビュー0か1でした。

2026年8月4日までの7日間では、Threadsに24本投稿して合計ビュー120・いいね1・返信0です。7月ひと月で見ると82本投稿して合計ビュー582・いいね8・平均ビュー7.1でした。7月のうち、ビューが0か1のままだった投稿は18本ありました。

ChatGPTで投稿文を作れば伸びる、という話ではありません。作れる量は増えます。でも届く量は別でした。ここは後で改めて書きます。

使っている場面その2:スクリプトが動かない原因を探す

情報を調べる様子

自動化を組んでいると、動かない場面のほうが多いです。ここでの使い方が、たぶん私にとっていちばん効いています。

2026年8月4日にやらかしたのが分かりやすい例です。Xの自動投稿を組んで、タスクは全部「準備完了」と表示されていたのに、実際は一度も動いていませんでした。

原因は、登録スクリプトで変数名にPowerShellの予約語を使っていたことでした。そのせいでタスクに渡す引数が丸ごと空になっていた。エラーもログも残らないので、気づくのに時間がかかりました。

「エラーが出ない失敗」がいちばん時間を食う

この手の失敗は、検索してもなかなか当たりません。エラーメッセージが無いので、検索する言葉がそもそも無いんです。

こういうときに、状況をそのまま書いて相談する使い方をしています。「タスクは準備完了と出ているのに実行された形跡がない」みたいな、曖昧な状態からでも投げられるのが助かっています。

それ以来、タスクを登録したあとは「準備完了」の表示だけで安心せず、渡している引数が空になっていないか毎回確かめるようにしています。

他にも、無言で止まる系はいくつかありました

同じ種類のつまずきをいくつか書いておきます。どれも実際に起きたことです。

  • 2026年7月3日から5日まで、Threadsの投稿が1本も出ていませんでした。早朝にPCがスリープしていて、6時の生成スクリプトが走れなかったのが原因です。
  • 7月14日にも投稿が3件失敗しました。これもPCが落ちていたことが原因でした。
  • note告知が一度も投稿されていない時期がありました。告知文をスプレッドシートにだけ書き込んでいて、投稿スクリプトが読むドライブ側のファイルを更新していなかったからです。
  • 認証トークンのファイルにBOMが混ざっていて、投稿が丸ごと止まったことがあります。見た目は何も変わらないので、原因を見つけるのに時間がかかりました。
  • トークンのファイルを全行つなげて読んでしまい、認証エラーになったこともあります。実際に必要だったのは1行目だけでした。
  • 日付を整える処理で、パソコンによって使える書き方と使えない書き方があるのを知らずに書いて、機能がまるごと無言でスキップされていました。

並べてみると、エラーが表に出ない失敗ばかりです。副業でツールを組む人にも、ここは共通すると思います。動いていないことに気づけないのがいちばん損をします。

使っている場面その3:文章のたたき台を出させる

3つ目は素直な使い方です。ゼロから書き始めるのがしんどいときに、たたき台を出させます。

私はテキストでのやり取りが昔から苦手です。今でも苦手なままです。何を書けばいいのか分からなくて手が止まる時間が長い。その時間を短くする、という目的で使っています。

大事なのは、出てきたものをそのまま使わないことです。ここを守らないと、あとで書くようなことが起きます。

実際にあった失敗:数字を作られた

投稿文をAIに書かせていたら、実際とは違う数字を書いてきたことがありました。本当は68本なのに62本と書いていたんです。

厄介なのは、文章としては自然なところでした。読んでも気づけません。数字の桁も揃っているし、前後の文もつながっている。自分で数えた記憶がなければ、そのまま出していたと思います。

対策として、実際に起きたことと実測値だけを書いた台帳を作りました。そこに載っている数字しか使わせない、というやり方です。

台帳を足しただけでは直らなかった

ところが、これで解決しませんでした。

前から書いてあった「毎回、具体的な出来事を必ず入れる」という指示と噛み合わなかったんです。台帳のネタが尽きると、やっぱり作り話をしました。指示を守ろうとして、素材が無いから埋めてしまう、という形です。

「無ければ書かなくていい」と言い直して、やっと止まりました。

ここから分かったのは、禁止を足すより、命令同士がぶつかっていないか見るほうが早いということでした。副業で使う人も、指示が増えてきたら一度並べて読み直すといいと思います。

投稿以外で組んでいる仕組みと、そこでのAIの位置

投稿文の生成以外にも、いくつか動かしています。ここでのAIの役割は「作る側」で、動いている本体はスクリプトです。

  • noteの新着はRSSで拾って、月水金に自動で告知しています。Xでは本文にURLを置かず、投稿にぶら下げる返信に貼っています。
  • 週次・月次で自分の投稿を自動集計して、Discordにレポートが飛ぶようにしています。
  • Threadsの認証トークンは60日で切れるので、毎月1日に自動で延長する仕組みを入れました。

トークンの件は危なかったです。気づいたときには、あと10日で切れるところでした。切れたら投稿が全部止まります。その日のうちに延長して、ついでに毎月自動で延長する形にしました。

APIキーで詰まった話

XのAPIキーを取りに行ったら、画面には下6桁しか表示されなくて、完全な値を見る方法がありませんでした。結局いったん作り直すしかなかったです。

しかも、キーを作り直す順番を間違えると、後から作ったほうが無効になります。親のキーを先に作り直してから、その下のキーを作り直す必要がありました。

この辺りは、調べても手順がすぐ出てこない部分でした。こういう「順番が関係しそうだけど確証がない」場面の整理にも、相談相手として使っています。

ChatGPTを使っても解決しなかったこと

AIを使って作業する様子

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。

自動投稿は「続ける力」はくれますが「届く力」は別物でした。1日5本を毎日出せるようになっても、見られていないものは見られていません。87本出してフォロワー0人、というのがその結果です。

投稿の質を上げる前に、そもそも誰にも見られていないことのほうが問題でした。文章をきれいにする作業に時間をかけても、読む人が0人なら変わりません。順番が逆だった、という感覚があります。

唯一、傾向として見えたこと

数字を集計していて、いくつか傾向は見えました。

7月27日時点のスロット別の平均ビューは、朝15.7・昼5.7・夜1.8でした。朝がいちばん見られていました。2026年7月のThreadsでも、平均ビューが最も高かったのは「朝」の枠でした。

ただ、2026年8月4日までの週で見ると、朝6.0・昼6.6・夜2.4です。この週は昼のほうが上でした。同じ週でビューが0か1のままだった投稿も8本あります。きれいに固まった結論とは言えません。

内容の面では、抽象的な問いかけだけの投稿より、具体的なしくじりを書いた投稿のほうが見られていました。これは実感としてもあります。

noteのほうも書いておきます

2026年7月27日時点で、記事は27本、フォロワーは2人、全記事の合計いいねは45です。

数字としては小さいです。ただ、こちらのほうがThreadsより反応がある、という差はありました。

自動化を作っているのに、結局手を動かしている

今の正直な状態も書きます。

自社の収益はまだ立っていません。業務委託は仕事量が多くて大変なわりに、利益は低いです。AIを使った仕事に可能性は感じているけれど、収益が立っていないので方向性が合っているのか不安になります。

それと、自動化を作っているのに、結局そのつど自分の手を動かしています。組んだ仕組みが完全に手放しにはならなくて、確認したり直したりしている。ここは想定と違いました。

自分の発信の集客もうまくいっていません。誰にも見られていない状況が続くのは、単純にきついです。

それでも続けている理由

やめていない理由が一つあります。

引き継いだクライアントの案件を、コンセプトから作り直したことがありました。それが最近になって伸びたんです。素直にうれしかったし、クライアントも驚いていました。正直、自分でも驚きました。

大事なのは、伸びるまで手応えが一切なかったことです。やっている最中は、効いているのかどうか分からないままでした。手応えが無い時期がしばらく続いたあとで、急に来ました。

だから今も、反応が無い期間をすぐ失敗とは思わないようにしています。今のThreadsの数字も、その途中かもしれないし、そうでないかもしれない。それは正直まだ分かりません。

これから使う人へ、実際にやってみて思うこと

これからを考える様子

私の経験の範囲でしか言えませんが、書いておきます。

まず、最初に大きい仕組みを作らないほうがいいと思います。私は自動投稿を組んでから、動いていないことに気づくまで時間を使いました。小さく動かして、動いているかどうかを目で確認できる形から始めたほうが、たぶん早いです。

次に、出てきた数字は自分で確かめること。私は68本を62本と書かれました。文章が自然だと気づけません。事実と数字は、自分の手元にある記録から持ってくるようにしたほうがいいです。

そして、量が増えても届くとは限らない、という前提を持っておくこと。ここを期待して始めると、たぶん折れます。私は87本でフォロワー0人でした。

お金の話も少しだけ

誤解のないように書いておくと、私自身は独立してから半年くらい無収入でした。そのあとの半年くらいも収入は一桁万円台で、その間はアルバイトをしながら食いつないでいます。

独立最初の仕事はクラウドソーシングでもらった動画編集の案件でした。その相手からはすぐに連絡が来なくなりました。独立初期の編集案件は1本4,000円から10,000円くらいで、動画の尺によって金額が変わりました。コンサルは1本3,000円です。

初めて報酬を受け取ったとき、うれしさより先に「これで生きていける気がしない」と思いました。だからあがいて、毎日いろいろ試しました。ココナラでコンサルをやったり、YouTubeをやったり、クラウドソーシングをやったり、思いつくものは一通りやっています。

ChatGPTを使い始めたのは、その流れの中でした。これを使えば稼げる、という順番ではありません。成果には個人差があるので、そこは断言できません。

ここに書いたのは私の使い方なので、当然ながら万能ではありません。自分の作業でどこまで任せられそうか迷ったら、公式LINEから聞いてください。

まとめ

  • 私がChatGPTを使っているのは主に3つ。投稿文をまとめて生成する、動かないスクリプトの原因を探す、文章のたたき台を出す。
  • 最初に触ったときは期待外れだった。当時はコンサル業務をまるごと任せようとしていて、精度が追いつかなかった。
  • 使い方を「仕事を置き換える」から「自分がやる手前の時間を削る」に変えてから、毎日使うようになった。
  • 投稿文の生成は毎朝6時台にまとめて行い、Googleドライブに保存して、投稿スクリプトはそれを読むだけにしている。生成と投稿を切り離すと、片方が落ちてももう片方は生きる。
  • それでも数字は良くない。6月25日〜7月27日に87本自動投稿してフォロワーは0人。7月のビューは527・いいね7・返信0・リポストは0だった。
  • 2026年8月4日までの7日間はThreadsに24本投稿して合計ビュー120・いいね1・返信0。7月ひと月では82本で合計ビュー582・いいね8・平均ビュー7.1だった。
  • AIに書かせた投稿文に、実際とは違う数字が混ざっていた。68本が62本になっていて、文章が自然だから読んでも気づけなかった。
  • 実測値だけの台帳を作っても、前からある「必ず具体例を入れる」という指示とぶつかって直らなかった。「無ければ書かなくていい」と言い直して止まった。
  • エラーもログも残らずに止まる失敗がいちばん時間を食う。タスクが「準備完了」でも実際は一度も動いていないことがあった。
  • 自動投稿は「続ける力」はくれるが「届く力」は別物だった。質を上げる前に、見られていないこと自体が問題だった。
  • 抽象的な問いかけより、具体的なしくじりを書いた投稿のほうが見られていた。
  • 今も自社の収益は立っていないし、自動化を作っているのに結局手を動かしている。ただ、手応えが無い時期が続いたあとで急に伸びた案件もあったので、反応が無い期間をすぐ失敗とは思わないようにしている。

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました