この記事は、「クラウディアで仕事を頼む、または受けるとき、手数料はいくらかかるのか」という質問に答えます。
先に結論です。クラウディアの公式ページには、発注する側(クライアント)の手数料は0円、取引開始後のキャンセル料も0円、そして依頼料金のほかに費用は一切かからない、と書かれています(2026年9月17日取得)。一方で、受注する側(ワーカー)の手数料は、ページの表示から率を一つに決められませんでした。出金手数料と振込の時期も、ページに記載がありませんでした。
書き手は「AIフリーランスラボ」編集部です。各社が公開している料金や条件を同じ項目にそろえて並べ、読む人が自分の場合の金額を出せるようにしています。評価やおすすめ度は付けず、公式ページに書かれている範囲だけを扱います。
クラウディアの料金表に書かれていること
クラウディアのトップページには料金欄があり、発注する側にかかる費用が項目ごとに並んでいます。取得時点の表示をそのまま並べると、次のとおりです。
| 項目 | 公式の表示 | 補足 |
|---|---|---|
| クライアント手数料 | 0円 | 税の別は記載なし |
| キャンセル料 | 0円 | 取引開始後にキャンセルした場合も発生しないと記載 |
| 一括招待機能(100通毎) | 0円 | 1日100件まで無料と記載 |
| 完全非公開設定 | 0円 | 招待したワーカーだけが掲載内容を見られる設定 |
| 会員登録 | 無料 | 「会員登録(無料)」と記載 |
| 依頼料金以外の費用 | 一切かからない | 料金欄の記載 |
出典:https://www.craudia.com/(2026年9月17日取得)。料金や条件は変わることがあります。最新の内容はクラウディアの公式サイトでご確認ください。
表のとおり、発注する側に向けた項目はすべて0円か無料です。料金欄の締めくくりとして「依頼料金以外の費用は一切かからない」とも書かれています。
「クライアント手数料0円」は何が0円なのか
クラウドソーシングで仕事を頼むとき、発注する側が払うお金は大きく2つに分かれます。ワーカーに渡る報酬(依頼料金)と、サービスの運営会社に払う手数料です。クラウディアの表示で0円になっているのは、後者の手数料です。
つまり、発注する側が払うのは依頼料金そのものです。手数料0円とは「依頼が無料になる」という意味ではありません。たとえば依頼料金を100,000円とすれば、発注する側が用意するのは100,000円で、そこに手数料が上乗せされない、という読み方になります(100,000円は計算のための例です)。
なお、表示には「税の別は記載なし」とあります。依頼料金が税込か税抜かで実際の支払い額は変わるので、発注の画面で金額の扱いを確かめてください。
依頼料金はクラウディアを経由して支払われる
公式ページには、報酬の支払い経路も書かれています。発注する側は事前にクラウディアへ仮払いし、取引が完了した時点でワーカーへ支払われる、という流れです。報酬が支払われるのは、納品物の採用(検収)が完了したときで、時間制の場合は週ごとの支払いと記載されています。
仮払いをいつ行うかは、募集方式によって違います。
| 募集方式 | 仮払いのタイミング |
|---|---|
| タスク・コンペ | 案件の公開前 |
| プロジェクト・時間制 | ワーカーを選んで発注するとき |
| スキル購入 | 見積もり提案を確認して購入するとき |
出典:https://www.craudia.com/(2026年9月17日取得)。
仮払いする金額は、手数料ではなく依頼料金です。手数料が0円なので、仮払いの額と依頼料金は同じ額として考えられます。
キャンセル料0円の範囲

料金表では、キャンセル料も0円です。補足として「取引開始後にキャンセルした場合も発生しない」と書かれています。
発注してから事情が変わり、取引を取りやめることはあり得ます。そのときに運営会社へ払う費用が発生しない、というのがこの表示の意味です。
ただし、キャンセルしたときに仮払いした依頼料金がいつ、どのように戻るのかは、今回取得した料金欄には書かれていませんでした。キャンセルの手続きや仮払いの扱いは、取引の画面や公式のヘルプで個別に確認してください。キャンセル料が0円であることと、仮払いの扱いは別の話として分けておくと、読み違いが起きにくくなります。
一括招待と完全非公開設定も0円
料金表には、手数料のほかに2つの機能が0円として載っています。
- 一括招待機能(100通毎):ワーカーに仕事への招待をまとめて送る機能です。1日100件まで無料と書かれています。
- 完全非公開設定:招待したワーカーだけが掲載内容を見られるようにする設定です。
どちらも、表示上は追加の費用がかからない機能です。「1日100件まで無料」という書き方なので、1日に100件を超えて招待したい場合の扱いは、この料金欄からは読み取れません。大量に招待する予定がある場合は、公式で条件を確かめてください。
依頼の方法としては、ワーカーを募集する(クラウドソーシング)、スキルから探す(スキルシェア)、プロフィールから探す、の3つが案内されています。募集方式はタスク・コンペ・プロジェクト・時間制の4つです。
ほかのサービスの発注側手数料と並べる
クラウディアの「クライアント手数料0円」がどのくらいの差になるのかを見るために、編集部が公式ページで発注側の手数料率を確認できたサービスと並べます。発注側の率を確認できたのは、ランサーズだけでした。
| サービス | 発注側の手数料 | 計算の基準 | 取得日 |
|---|---|---|---|
| クラウディア | 0円 | 税の別は記載なし | 2026年9月17日 |
| ランサーズ | 契約金額の5.5% | 契約金額(税込)に対して | 2026年9月11日 |
出典:https://www.craudia.com/(2026年9月17日取得)、https://www.lancers.jp/faq/A1034/936(2026年9月11日取得)。最新の料率は各社の公式サイトでご確認ください。
契約金額(税込)を100,000円として計算すると、次のようになります(100,000円は計算のための例です)。
- ランサーズ:100,000円 × 5.5% = 5,500円が、契約金額とは別に発注側の手数料としてかかります。
- クラウディア:料金表の表示どおりなら、手数料は0円です。
同じ100,000円の仕事を頼む場合、表示どおりに計算すると、発注側の手数料の差は5,500円です。毎月同じ規模で頼むなら、この差は月数ぶん積み上がります。たとえば12か月続けると、5,500円 × 12 = 66,000円です。
ただし、この比較は「発注側の手数料」という1項目だけを並べたものです。集まるワーカーの数や仕事の分野、サポートの範囲など、手数料以外の条件はここには含めていません。クラウドワークスとココナラの発注側手数料は、今回の確認範囲に入っていないため載せていません。
受注する側(ワーカー)から見た手数料

このサイトの読者には、仕事を受ける側の人も多いと思います。受注する側の手数料について、確認できたことをそのまま書きます。
クラウディアのワーカー手数料は、表示から率を決められなかった
クラウディアのページには、ワーカー手数料の欄があります。ただ、取得時点の表示は数字の区切り方が判別できない状態で、率が一つの値なのか範囲なのかを確定できませんでした。そのため、この記事ではクラウディアのワーカー手数料の数字を載せていません。受注する側で使う予定がある人は、登録後の画面や公式のヘルプで、自分の取引にかかる率を直接確認してください。
ほかのサービスの受注側手数料
参考として、受注側の手数料率を公式ページで確認できたサービスを並べます。
| サービス | 受注側の手数料 | 計算のしかた | 取得日 |
|---|---|---|---|
| ランサーズ | 契約金額の16.5% | 契約金額(税込)に対して。金額による段階なし | 2026年9月11日 |
| クラウドワークス(プロジェクト形式) | 10万円以下の部分20%・10万円超20万円以下の部分10%・20万円超の部分5% | 税抜金額の部分ごとにかかる段階制。システム利用料にも消費税がかかる | 2026年9月11日 |
| クラウドワークス(タスク形式) | 20% | 金額にかかわらず一律 | 2026年9月11日 |
| ココナラ(通常サービス) | 22%(税込) | 取引完了時に販売総額から差し引かれる | 2026年9月5日 |
出典:https://www.lancers.jp/faq/A1034/936(2026年9月11日取得)、https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee(2026年9月11日取得)、https://coconala.com/pages/guide_sell(2026年9月5日取得)。最新の料率は各社の公式サイトでご確認ください。
100,000円の仕事で比べると、次のようになります(100,000円は計算のための例です)。
- ランサーズ:契約金額(税込)100,000円 × 16.5% = 16,500円
- クラウドワークス(プロジェクト形式):税抜100,000円はすべて「10万円以下の部分」なので、100,000円 × 20% = 20,000円。これに消費税が加わります
- ココナラ(通常サービス):販売総額100,000円 × 22% = 22,000円
各社とも基準にする金額(税込か税抜か、契約金額か販売総額か)が違うため、同じ100,000円でもまったく同じ条件の比較にはなりません。自分の取引で計算するときは、各社がどの金額に率をかけているかを先に確認してください。
公式ページに記載がなかったこと
手数料を考えるうえで知りたい項目のうち、次の3つはクラウディアの今回取得したページに記載がありませんでした。
- 最低利用期間・月額利用料:公式ページに記載がありませんでした。料金欄の「依頼料金以外の費用は一切かからない」という表示はありますが、月額や最低利用期間について個別の行はありませんでした。
- 出金手数料・振込手数料:公式ページに記載がありませんでした。受け取った報酬を銀行口座へ移すときの費用は、ほかのサービスでは別に決められていることが多い項目です。
- ワーカーへの振込時期(支払いサイト):公式ページに記載がありませんでした。時間制の報酬が週ごとに支払われる、という記載だけがありました。
参考までに、ほかのサービスで出金にかかる費用が公式に示されている例を挙げます。クラウドワークスは振込手数料が楽天銀行で税込100円、他行で税込500円(2026年9月11日取得)、ココナラは3,000円未満の振込申請で160円、3,000円以上は無料(2026年9月5日取得)です。受注する側にとっては、手数料率だけでなく、こうした出金時の費用も手取りに関わります。クラウディアで受注する場合は、この部分を登録後の画面で確かめておくと、手取りの見込みが立てやすくなります。
直接取引の禁止と手数料の関係
手数料を調べている人の中には、「サービスを通さずに直接やり取りすれば手数料がかからないのでは」と考える人もいるかもしれません。クラウディアの公式ページには、システムを介さない金銭の取引は禁止と書かれています。直接取引を勧誘する行為も禁止です。一方で、連絡先の交換自体は問題ないとも記載されています。
発注側の手数料が0円と表示されているので、発注する側から見れば、システムを通して払っても手数料の上乗せはありません。報酬はクラウディア経由で仮払いし、検収のあとにワーカーへ支払われる流れが前提になっています。
書類については、請求書 兼 領収書をインボイス制度に対応した形で発行・保存できると記載されています。各種書類(請求書・領収証など)のPDF発行は法人限定で、手動発行と書かれています。
この記事が向く人・向かない人

この記事は、次のような人に向いています。
- クラウディアで仕事を頼むとき、依頼料金のほかに何がかかるかを知りたい人
- 発注側の手数料がかかるサービスと、かからないサービスの差を金額で出したい人
- 取引開始後にキャンセルした場合の費用を事前に知っておきたい人
一方で、次のような人には、この記事だけでは足りません。
- クラウディアで受注したときの手取り額を正確に出したい人:ワーカー手数料、出金手数料、振込時期の3つがこの記事では確定できていません。登録後の画面で確認する必要があります。
- 集まるワーカーの数や仕事の質で比べたい人:この記事は公式に書かれた料金だけを並べています。案件数や評判は扱っていません。
あわせて読みたい
- クラウディアの仮払いはいつ行われるか|募集方式によって先に払うタイミングが変わります
- クラウディアでクライアントと直接取引してよいか|禁止されていることと、連絡先の交換の扱い
- ランサーズのシステム手数料は何%か|受注側16.5%・発注側5.5%と、手取りの出し方
まとめ:クラウディアの手数料はいくらか
「クラウディアの手数料はいくらか」という質問への答えは、2026年9月17日時点の公式ページの表示では次のとおりです。
- 発注する側のクライアント手数料は0円です。依頼料金のほかに費用は一切かからないと書かれています。
- キャンセル料は0円で、取引開始後にキャンセルした場合も発生しないと書かれています。
- 一括招待機能(1日100件まで)と完全非公開設定も0円です。
- 受注する側のワーカー手数料は、ページの表示から率を一つに決められませんでした。出金手数料と振込時期は、ページに記載がありませんでした。
発注側の手数料で比べると、契約金額(税込)100,000円の仕事なら、ランサーズでは5,500円の発注側手数料がかかり、クラウディアでは表示どおりなら0円です。ただし、受注する側の手取りを計算するには、登録後の画面で手数料率と出金の条件を確かめる必要があります。
料金や条件は変わることがあります。申し込む前に、最新の内容をクラウディアの公式サイトでご確認ください。

コメント