ココナラのシステム利用料は、通常のサービスが22%(税込)、ビデオチャットサービスが27.5%です。販売総額から差し引かれるので、10,000円で売れたサービスの手取りは7,800円になります(10,000円 − 10,000円×22%)。
売上を口座へ移すときは、3,000円未満の振込申請だと160円の振込手数料がかかります。3,000円以上の申請なら無料です。
数字は、ココナラの公式ガイドに公開されている料率と条件を「AIフリーランスラボ」編集部が同じ項目に並べ直したものです。個人の体験談ではなく、公開情報の整理です。
ココナラの手数料は「22%」と「27.5%」の2種類です
ココナラのシステム利用料は、サービスの種類によって率が変わります。金額帯によって率が変わる仕組みではなく、種類で決まります。
| 項目 | 料率 | 差し引かれるタイミング |
|---|---|---|
| システム利用料(通常サービス) | 22%(税込) | トークルームの取引完了時に、決済手数料を含め販売総額から差し引かれる |
| システム利用料(ビデオチャットサービス) | 27.5% | トークルームの取引完了時に、販売総額から差し引かれる |
出典:https://coconala.com/pages/guide_sell / https://coconala.com/pages/guide_video (いずれも2026年9月5日取得)
ポイントは2つあります。
- 差し引かれるのは販売総額からです。出品時に設定した価格から引かれる、という理解で計算できます。
- 通常サービスの22%には決済手数料が含まれます。公式ガイドは「決済手数料を含め」と表記しています。カード決済の手数料が別途上乗せされる、という構造ではありません。
料率や条件は改定されることがあります。申し込みや値付けの前に、最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。
販売価格から手取りはいくら残るか
上の料率を使って、自分の場合の手取りを出せます。計算式は次のとおりです。
手取り = 販売価格 − 販売価格 × 料率
通常サービス(22%)で計算すると、こうなります。すべて上の料率から計算した値です。
| 販売価格 | 差し引かれる額(22%) | 手取り |
|---|---|---|
| 3,000円 | 660円 | 2,340円 |
| 5,000円 | 1,100円 | 3,900円 |
| 10,000円 | 2,200円 | 7,800円 |
| 30,000円 | 6,600円 | 23,400円 |
| 50,000円 | 11,000円 | 39,000円 |
| 100,000円 | 22,000円 | 78,000円 |
ビデオチャットサービス(27.5%)だと、同じ販売価格でも手取りが変わります。
| 販売価格 | 差し引かれる額(27.5%) | 手取り | 通常サービスとの差 |
|---|---|---|---|
| 3,000円 | 825円 | 2,175円 | 165円 |
| 5,000円 | 1,375円 | 3,625円 | 275円 |
| 10,000円 | 2,750円 | 7,250円 | 550円 |
| 30,000円 | 8,250円 | 21,750円 | 1,650円 |
| 50,000円 | 13,750円 | 36,250円 | 4,125円 ではなく2,750円 |
最後の行が読みにくいので書き直します。50,000円の場合、通常サービスの手取りは39,000円、ビデオチャットの手取りは36,250円で、差は2,750円です(39,000 − 36,250)。差額は販売価格の5.5%にあたります(27.5% − 22%)。
つまり、同じ内容を「テキストのやり取りで納品する」のと「ビデオチャットで実施する」のとでは、販売価格が同じなら手取りが販売価格の5.5%ぶん違います。10,000円なら550円、30,000円なら1,650円です。
売上を口座に移すときの振込手数料と、申請できる最低額

システム利用料を引かれた残りは、ココナラ内の残高になります。そこから銀行口座へ移すときに、もう1つ条件があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 振込(出金)手数料 | 160円(3,000円未満の振込申請の場合)/3,000円以上の振込申請は無料 |
| 最低出金額 | 受取可能な残高が160円を超えた段階で申請できる |
出典:https://coconala.com/pages/guide_sell (2026年9月5日取得)
ここは金額の設計に直結します。残高が160円を超えれば申請自体はできますが、3,000円未満で申請すると160円が引かれます。たとえば2,000円の残高で申請すると、手元に入るのは1,840円です(2,000 − 160)。同じ2,000円でも、3,000円を超えるまで待ってからまとめて申請すれば160円は引かれません。
販売価格3,000円の通常サービスを1件売った場合で通しで計算すると、こうなります。
- 販売価格 3,000円
- システム利用料 22% を差し引く → 残高 2,340円(3,000 − 660)
- この2,340円をそのまま振込申請すると、3,000円未満なので160円が引かれる → 口座に入るのは 2,180円(2,340 − 160)
- 2件ぶん(残高4,680円)をまとめて申請すれば、3,000円以上なので振込手数料は0円 → 口座に入るのは 4,680円
1件ずつ申請すると2件で4,360円(2,180×2)、まとめて申請すると4,680円です。差は320円(160円×2件ぶん)になります。単価の低いサービスを扱う場合は、この差が無視できない割合になります。
入金はいつ?「週まとめ・翌週木曜」です
いつ入るかも、値付けと同じくらい生活に効きます。ココナラの支払いサイクルは次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支払いサイト | 毎週月曜から日曜日分をまとめて、翌週木曜日中に振込 |
| 休日の扱い | 休日の場合は翌営業日に振込 |
出典:https://coconala.com/pages/guide_sell (2026年9月5日取得)
週単位の締めなので、月末締めの取引先と比べると入金までの間隔は短めです。ただし「取引が完了して売上が残高に反映される」ことと「振込申請をする」ことは別の操作です。残高に入ったあと、自分で申請しなければ口座には移りません。
なお、トークルームがクローズした時点で出品者アカウントへ売上が反映される(最大1日程度)という記述は公式ガイドにありますが、クラウドソーシングでよく言われる「仮払い」「エスクロー」という言葉で説明されたページは、確認した範囲では見当たりませんでした。取引開始前の預かりの仕組みについては、公式ガイドの記載をそのまま読んで判断してください。
出品するだけなら費用はかかりません

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録料・月額費用 | なし。出品・ブログ投稿に初期費用や月会費はかからない |
出典:https://coconala.com/pages/guide_sell (2026年9月5日取得)
これは実務上そこそこ大きい条件です。出品ページを作って置いておくだけならコストは発生せず、費用が発生するのは売れたときだけになります。売れるかどうか分からない段階で固定費を抱えなくてよい、という意味です。
逆に言えば、出品を並べておくこと自体には費用の面でブレーキがかからないので、「並べたけれど売れていない」状態が長く続いても、金銭的な痛みでは気づけません。出品数ではなく、取引が発生したかどうかで見るしかない構造です。
この手数料で成り立つ人と、向かない人
ここまでの数字を踏まえて、向き・不向きを整理します。急いで決める話ではないので、自分の売り方に当てはめて読んでください。
向いているのは、こういう場合です。
- 固定費を持ちたくない人。登録料・月額費用がないので、売れない月のコストは0円です。
- 単価3,000円以上の取引を、ある程度まとめて扱える人。振込申請1回あたり3,000円を超えられるので、160円の振込手数料が発生しません。
- 入金の間隔を短くしたい人。週締め・翌週木曜のサイクルなので、月末締めの取引より回収が早くなります。
あまり向かないのは、こういう場合です。
- 1件あたりの単価が低く、そのつど出金したい人。3,000円未満の申請には毎回160円がかかります。残高を貯めてから申請すれば避けられますが、そのぶん手元に来るのは遅くなります。
- 手取りを1円単位で確定させたい人。販売価格の22%(ビデオチャットは27.5%)が必ず引かれるので、「請求額=入金額」にはなりません。手取りから逆算して価格を決める必要があります。
- ビデオチャットでの実施が前提のサービスを、テキスト納品と同じ価格で出したい人。同じ価格なら手取りは販売価格の5.5%ぶん少なくなります。価格に反映させないと、実施形式を変えるたびに取り分が変わります。
手取りから価格を決めたい場合は、先ほどの式を逆にします。通常サービスなら、販売価格 = 希望手取り ÷ 0.78 です。手取り10,000円がほしいなら、販売価格は約12,821円になります。ビデオチャットは ÷ 0.725 なので、手取り10,000円なら販売価格は約13,793円です。
運営者の体験メモ

ここからは編集部ではなく、このサイトの運営者(さとり)の実際の話です。
独立して最初の頃、私はココナラでコンサルの案件を10件ほど受けました。当時の単価は1本3,000円です。時給に換算すると安かったのですが、実績にはなりました。
独立して最初の仕事は、ココナラではなくクラウドソーシングでもらった動画編集の案件でした。その相手からは、すぐに連絡が来なくなりました。独立してから半年ほどは無収入で、そのあとの半年も収入は一桁万円台。その間はアルバイトをしながら食いつないでいました。仕事が取れないので、ココナラのコンサル、YouTube、クラウドソーシングと、思いつくものは一通り試していた時期です。
初めて報酬を受け取ったとき、うれしさより先に「これで生きていける気がしない」と思いました。だからあがいて、毎日いろいろ試しました。単価3,000円の案件をどう見るかは人によりますが、実績が何もない状態からは、ここが入口になりました。
まとめ
ココナラの販売手数料は何%か、という質問への答えをもう一度書きます。
- システム利用料は、通常のサービスが22%(税込)、ビデオチャットサービスが27.5%。取引完了時に販売総額から差し引かれます。
- 通常サービスの22%には決済手数料が含まれます。
- 10,000円で売れた場合の手取りは、通常サービスで7,800円、ビデオチャットで7,250円です。
- 口座へ移すときの振込手数料は、3,000円未満の申請で160円、3,000円以上の申請で無料。残高が160円を超えれば申請自体はできます。
- 入金は毎週月曜から日曜日分をまとめて翌週木曜日中。休日の場合は翌営業日です。
- 登録料・月額費用はかかりません。費用が出るのは売れたときだけです。
手取りを決めてから価格を出したい場合は、通常サービスなら希望手取り ÷ 0.78、ビデオチャットなら ÷ 0.725 で計算できます。
この記事の数字は、すべて2026年9月5日時点でココナラ公式ガイド(https://coconala.com/pages/guide_sell / https://coconala.com/pages/guide_video)に掲載されていた内容です。料率や振込条件は改定されることがありますので、実際に出品する前に最新の内容を公式サイトでご確認ください。


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