この記事では、「ランサーズで報酬を出金するとき、どの銀行を振込先にすると振込手数料がいくらになるのか。それはいつ変わるのか」という質問に答えます。
書き手はAIフリーランスラボ編集部です。ランサーズが公開している告知とFAQを、同じ項目にそろえて並べました。自分の出金回数に当てはめて、1年でいくらかかるかを出せるようにしています。
先に結論をまとめます。
- 2026年8月31日振込分から、振込手数料は楽天銀行220円・三井住友銀行220円・その他の銀行550円(いずれも税込)です。
- 2027年1月29日振込分からは、楽天銀行550円・三井住友銀行220円に変わる予定だと公式が書いています。
- 楽天銀行はこの2回の改定で110円から550円になります。三井住友銀行は550円から220円に下がり、その額のままの予定です。安い口座が入れ替わるので、振込先を1回決めたら終わり、とはいきません。
ランサーズの振込手数料は、いま銀行ごとにいくらか
取得日(2026年9月5日)の時点でかかる振込手数料は、次のとおりです。
| 振込先の銀行 | 振込手数料(税込) | 適用 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 220円 | 2026年8月31日振込分から |
| 三井住友銀行 | 220円 | 2026年8月31日振込分から |
| その他の銀行 | 550円 | 2026年8月31日振込分から |
出典:https://info.lancers.jp/34700(取得日:2026年9月5日)
いまは楽天銀行と三井住友銀行が同じ220円で、それ以外の銀行は550円です。1回の出金で比べると、その他の銀行は330円高くなります(550円-220円)。
手数料や適用日は変わることがあります。出金の前に、ランサーズの公式サイトで最新の内容を確認してください。
2回の改定で、銀行ごとの額はこう動く
ランサーズの告知には、改定前の額、いまの額、次の改定予定の額が書かれています。楽天銀行と三井住友銀行の2行について、期間ごとに並べます。
| 期間(振込日) | 楽天銀行(税込) | 三井住友銀行(税込) |
|---|---|---|
| 2026年8月31日振込分より前 | 110円 | 550円 |
| 2026年8月31日振込分から | 220円 | 220円 |
| 2027年1月29日振込分から(予定) | 550円 | 220円 |
出典:https://info.lancers.jp/34700(取得日:2026年9月5日)
その他の銀行の550円は、2026年8月31日振込分からの額として整理しました。この記事では、改定前と2027年1月以降のその他の銀行の額は扱っていません。気になる方は上の告知ページで確認してください。
楽天銀行は上がり続ける
楽天銀行は110円から220円になり(110円上がる)、2027年1月29日振込分から550円になる予定です(さらに330円上がる)。改定前と比べると、1回あたり440円の差になります(550円-110円)。
三井住友銀行は下がって、そのまま
三井住友銀行は550円から220円に下がりました(330円下がる)。2027年1月29日振込分からの予定額も220円なので、告知に書かれた範囲では据え置きです。
いちばん安い口座が入れ替わる
改定前は楽天銀行がいちばん安く、いまは楽天銀行と三井住友銀行が並んでいます。2027年1月29日振込分からは、三井住友銀行のほうが330円安くなる予定です(550円-220円)。楽天銀行を振込先にしている人ほど、この改定の影響を大きく受けます。
「振込分から」とは、どの報酬のことか

告知では、改定の区切りを「何日の振込分から」と振込日で書いています。作業した日や契約した日ではありません。ここを取り違えると、どの出金に新しい額がかかるかを読み違えます。
ランサーズの支払いサイトは、次の2つから選びます。
| 方式 | 締め日 | 振込日 |
|---|---|---|
| 15日締め | 毎月15日 | 当月末 |
| 月末締め | 毎月末 | 翌月15日 |
出典:https://www.lancers.jp/faq/l1019/117(取得日:2026年9月5日)
支払日が土日祝日などにあたる場合は、前営業日の振込です。カレンダーを見ると、2027年1月31日は日曜日です。15日締め・当月末払いを選んでいる場合、2027年1月分の振込日は前営業日の1月29日(金曜日)になり、この振込から再改定後の額がかかる計算になります。月末締め・翌月15日払いを選んでいる場合は、2027年2月の振込から新しい額になります。
実際の振込日は、自分のアカウントの表示で確認してください。
出金できる条件と、手数料が重くなる場面
振込手数料の額と一緒に、出金できる条件も見ておきます。FAQに書かれている条件は次の4つです。
- ランサーズ口座残高の合計が1,000円を超えていること
- 本人確認が済んでいること
- 振込先の口座情報を設定していること
- 出金方式を自動出金方式にしていること
出典:https://www.lancers.jp/faq/l1019/117(取得日:2026年9月5日)
残高が1,000円を超えれば出金できますが、額が小さいうちは手数料の割合が大きくなります。たとえば残高が1,000円台前半のときにその他の銀行へ出金すると、550円が引かれ、手元に残るのは半分以下です。
出金額が50,000円なら、220円は0.44%、550円は1.1%です(220÷50,000、550÷50,000)。1回の手数料は同じでも、少ない額をこまめに受け取る人ほど負担の割合は大きくなります。
1年でいくら変わるか:月1回の振込で計算する
支払いサイトはどちらの方式でも月1回です。ここでは、毎月1回振込があり、1年で12回と置いて計算します。
いまの額(2026年8月31日振込分から)が1年続いた場合
| 振込先 | 1回あたり(税込) | 12回の合計 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 220円 | 2,640円 |
| 三井住友銀行 | 220円 | 2,640円 |
| その他の銀行 | 550円 | 6,600円 |
出典:https://info.lancers.jp/34700 の額に12回を掛けて算出(取得日:2026年9月5日)
その他の銀行と、楽天銀行・三井住友銀行との差は、1年で3,960円です(6,600円-2,640円)。
2027年1月29日振込分からの額が1年続いた場合
| 振込先 | 1回あたり(税込) | 12回の合計 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 550円 | 6,600円 |
| 三井住友銀行 | 220円 | 2,640円 |
出典:https://info.lancers.jp/34700 に書かれた再改定予定額に12回を掛けて算出(取得日:2026年9月5日)
楽天銀行を振込先にしたままだと、いまより1年で3,960円多くかかる計算です(6,600円-2,640円)。改定前の110円と比べると、12回で1,320円だったものが6,600円になり、差は5,280円です。
ここに出した金額は、毎月必ず振込がある前提の計算です。振込がない月があれば、そのぶん回数は減ります。
振込手数料は、システム手数料とは別に引かれる

ランサーズで受け取る金額からは、振込手数料の前にシステム手数料が引かれます。受注側(ランサー)のシステム手数料は契約金額(税込)の16.5%で、金額の大きさで率は変わりません。
契約金額(税込)50,000円の仕事1件だけを受け取り、そのまま出金する場合で計算します。
| 項目 | その他の銀行 | 楽天銀行・三井住友銀行(2026年8月31日振込分から) |
|---|---|---|
| 契約金額(税込) | 50,000円 | 50,000円 |
| システム手数料 16.5% | 8,250円 | 8,250円 |
| 振込手数料(税込) | 550円 | 220円 |
| 手元に届く額 | 41,200円 | 41,530円 |
出典:システム手数料 https://www.lancers.jp/faq/A1034/936 /振込手数料 https://info.lancers.jp/34700(取得日:いずれも2026年9月5日)
計算は、50,000円-8,250円(システム手数料)-振込手数料です。この例では、システム手数料と比べて振込手数料はずっと小さい額です。ただし、システム手数料は契約ごとに、振込手数料は振込ごとにかかります。この2つは分けて考えます。
ほかのクラウドソーシングの振込手数料と並べる
「振込手数料」で調べている人の中には、ほかのサービスと比べたい人もいると思います。クラウドワークスとココナラの公式表示を、同じ項目にそろえて並べました。
| サービス | 振込手数料(税込) | 出金できる額の条件 | 支払いの頻度 |
|---|---|---|---|
| ランサーズ | 楽天銀行220円/三井住友銀行220円/その他の銀行550円 | 残高合計が1,000円超 | 月1回(15日締め当月末払い、または月末締め翌月15日払い) |
| クラウドワークス | 楽天銀行100円/その他の金融機関500円 | 随時出金方式は1,000円以上/50,000円以上出金方式は50,000円以上 | 15日締め当月末払い、または月末締め翌月15日払い |
| ココナラ | 3,000円未満の振込申請は160円/3,000円以上は無料 | 残高が160円を超えたら申請できる | 毎週月〜日曜日分を翌週木曜日に振込 |
出典:ランサーズ https://info.lancers.jp/34700 、https://www.lancers.jp/faq/l1019/117 /クラウドワークス https://crowdworks.jp/p-journal/archives/1206/ 、https://crowdworks-help.zendesk.com/hc/ja/articles/5006050557982 、https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/index /ココナラ https://coconala.com/pages/guide_sell (取得日:いずれも2026年9月5日)
いまの額で並べると、楽天銀行への1回の振込は、クラウドワークスが100円、ランサーズが220円で、差は120円です。その他の銀行では、クラウドワークス500円に対してランサーズ550円で、差は50円です。
ココナラは、3,000円以上をまとめて申請すれば振込手数料がかかりません。額の決まり方がほかの2社と違います。
クラウドワークスには、手数料が出金額の5.0%かかるクイック出金(530円以上)もあります。ランサーズの公式ページには、同じような仕組みの記載は見当たりませんでした。
各社とも条件は変わることがあります。最新の内容は、それぞれの公式サイトで確認してください。
振込先を見直すときに確かめること
ここまでの内容から、振込先の口座を考えるときに見ておきたい点をまとめます。
- いま登録している振込先の銀行。楽天銀行・三井住友銀行・その他の銀行のどれにあたるかで、2026年8月31日振込分からの額が220円か550円かに分かれます。
- 2027年1月29日振込分以降も同じ口座でよいか。楽天銀行は550円になる予定で、三井住友銀行は220円の予定です。
- 自分の支払いサイト。15日締めか月末締めかで、新しい額が最初にかかる振込日が変わります。
- 1年の振込回数。月1回なら12回です。1回あたりの差に回数を掛けると、1年の差が出ます。
- ほかのサービスとの併用。クラウドワークスやココナラも使っているなら、受け取り口座をそろえるかどうかで、手数料のかかり方が変わります。
口座を新しく作るかどうかは、手数料の差だけでなく、ほかの用途も合わせて判断することになります。この記事で扱ったのは、ランサーズの公式に書かれた振込手数料の額と条件だけです。
この記事が向く人・向かない人

向いているのは、次のような人です。
- ランサーズで毎月報酬を受け取っていて、振込先が楽天銀行か、その他の銀行になっている人
- 少ない額をこまめに受け取っていて、振込1回の手数料の割合が気になっている人
- クラウドソーシングを複数使っていて、受け取りにかかる費用を並べて見たい人
向かないのは、次のような人です。
- ランサーズでの受け取りが年に数回しかない人。年間の差額は、この記事で出した12回の計算より小さくなります。
- いちばん知りたいのがシステム手数料(16.5%)の計算で、振込手数料までは気にしていない人
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まとめ
最初の質問は、「ランサーズで出金するとき、どの銀行を振込先にすると振込手数料がいくらになるのか。それはいつ変わるのか」でした。
- 2026年8月31日振込分からは、楽天銀行220円・三井住友銀行220円・その他の銀行550円(いずれも税込)です。
- 2027年1月29日振込分からは、楽天銀行550円・三井住友銀行220円になる予定です。
- 改定の区切りは振込日です。支払いサイトの選び方によって、新しい額が最初にかかる月が変わります。
- 月1回・12回の振込と置くと、いまの額でもその他の銀行と楽天銀行・三井住友銀行の差は1年で3,960円です。2027年1月29日振込分以降も楽天銀行のままにすると、いまより1年で3,960円多くかかる計算です。
- 振込手数料は、契約金額(税込)の16.5%のシステム手数料とは別に、振込ごとにかかります。
数字はすべて取得日(2026年9月5日)時点の公式表示にもとづいています。出金の前には、ランサーズの公式サイトで最新の手数料と適用日を確認してください。


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