「侍エンジニアの転職保証は、何を保証しているのか」。この記事は、この問いに答えます。
先に結論をお伝えします。侍エンジニアの公式サイト(https://www.sejuku.net/ 、2026年9月17日取得)で確認できたのは、「転職活動をした結果、内定が出なかった場合は全額返金」という一文です。一方で、この返金がどんな条件で適用されるのかは書かれていませんでした。コースの料金、入学金、受講期間も、同じページには載っていませんでした。そのため、転職保証で「いくら戻るのか」を公式の情報だけで計算することはできません。
書き手は「AIフリーランスラボ」編集部です。公開されている料金や条件を同じ項目にそろえて並べ、読む方が自分の場合を判断できるように整理するのが編集部の仕事です。この記事では、公式サイトに書かれていることと書かれていないことを分けて並べ、申し込む前に何を確かめればよいかをまとめます。
公式サイトで確認できた転職保証の中身
まず、侍エンジニアの公式サイトにある転職保証コースまわりの記載を、そのまま一覧にしました。「記載なし」とした項目は、編集部が確認したページで見つからなかったものです。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 返金の条件 | 転職活動をした結果、内定が出なかった場合は全額返金 |
| 返金の適用条件の詳細 | 記載なし |
| 転職成功率 | 99%(所定の学習完了および転職活動をされた方に対する割合。2021年1月〜2022年6月集計) |
| 平均年収の変化 | 65万円アップ(転職成功率と同じ集計条件) |
| サポート体制 | 講師・学習コーチ・キャリアアドバイザー(キャリアアドバイザーは転職保証コースのみ) |
| 指導形式 | 専属マンツーマン(一人の現役エンジニアが卒業までサポート) |
| コース料金 | 記載なし |
| 入学金 | 記載なし |
| 受講期間 | 記載なし |
| 無料カウンセリング | あり |
出典:侍エンジニア公式サイト https://www.sejuku.net/ (取得日:2026年9月17日)。内容は取得日時点のものです。条件は変わることがあるため、最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。
「全額返金」の一文から読み取れること・読み取れないこと
読み取れること
公式サイトの記載から読み取れるのは、次の2点です。
- 返金の前提は「転職活動をした」ことである
- その結果「内定が出なかった」場合に、返金は「全額」とされている
つまり、この保証は「転職できること」そのものを約束するものではなく、内定が出なかったときに支払ったお金を戻す、という形の保証として書かれています。
読み取れないこと
一方で、公式サイトの同じページには、適用条件の詳細が書かれていませんでした。たとえば次のような点は、この一文だけでは判断できません。
- 「転職活動をした」と認められるには、何社に応募する必要があるのか
- 転職活動の期間に区切りはあるのか
- 「内定」は、どんな職種・雇用形態のものを指すのか
- 「全額」に含まれるのは受講料だけか、入学金なども含むのか
- 返金を申し出る期限はあるのか
これらは「条件が厳しい」「緩い」という話ではなく、公式ページからは分からない、というだけのことです。分からない部分は、申し込む前に確認する項目として後ほどまとめます。
転職成功率99%と年収65万円アップは、どう数えた数字か

公式サイトには、転職保証コースの成果として「転職成功率99%」「平均年収65万円アップ」という数字が載っています。どちらも、数え方の注記が付いています。
| 数字 | 分母(誰に対する割合か) | 集計期間 |
|---|---|---|
| 転職成功率 99% | 所定の学習完了および転職活動をされた方 | 2021年1月〜2022年6月 |
| 平均年収 65万円アップ | 転職成功率と同じ集計条件 | 2021年1月〜2022年6月 |
| 受講生の継続率 97.9% | 挫折が理由で学習を途中で辞退された方以外の割合 | 2021年10月〜2022年3月 |
出典:侍エンジニア公式サイト https://www.sejuku.net/ (取得日:2026年9月17日)。
読むときに押さえておきたいのは、次の2点です。
- 分母は「受講した人全員」ではない。転職成功率は「所定の学習を完了し、転職活動をした人」に対する割合と書かれています。学習を完了しなかった人や、転職活動をしなかった人は、この数字の分母に入っていないと読めます。
- 集計期間は2021年から2022年。記事の取得日(2026年9月17日)から見ると、数年前の期間の数字です。今の受講生の結果を示す数字ではない点は、分けて考えたほうが安全です。
この「所定の学習完了および転職活動」という言い方は、返金条件の「転職活動をした結果」とも近い表現です。成功率の分母と返金の条件が同じ基準で決まっているのかどうかは公式ページからは分からないため、ここも確認したい点の一つです。
転職保証コースで加わるサポート
公式サイトによると、侍エンジニアでは全コースで講師と学習コーチが付き、質問や相談ができる環境があるとされています。転職保証コースでは、そこにキャリアアドバイザーが加わります。
| サポートする人 | 全コース | 転職保証コース |
|---|---|---|
| 講師(専属マンツーマン) | あり | あり |
| 学習コーチ | あり | あり |
| キャリアアドバイザー | 記載なし | あり |
出典:侍エンジニア公式サイト https://www.sejuku.net/ (取得日:2026年9月17日)。
ほかに、公式サイトには次のような記載もありました。
- 毎回違う講師ではなく、一人の現役エンジニアが卒業までサポートする
- 受講者ごとの専用カリキュラム(オリジナルカリキュラム)
- 独自開発の学習管理システム(学習管理とQ&A掲示板を含む)
- Q&A掲示板を見ている講師は700名以上
キャリアアドバイザーが具体的に何をするのか(書類の添削、求人の紹介、面接対策など)は、公式ページの記載からは分かりませんでした。
金額はいくらになるのか:料金が載っていないので計算できない
この記事の本来の仕事は、読む方が自分の場合の金額を出せるようにすることです。ただ、侍エンジニアの公式サイトでは、各コースの受講料・入学金・受講期間が確認できませんでした。そのため、「受講料がいくらで、内定が出なければいくら戻るか」を公式の数字だけで計算することはできません。
割引や給付金については、次のような記載がありました。
| 制度 | 公式サイトの表記 | 対象 |
|---|---|---|
| 転職コースの給付金 | 最大80%OFF | Webエンジニア転職/クラウドエンジニア転職/Webデザイナー転職/キャリアデザイン転職の各コース |
| 特別優待プログラム | 最大25%OFF | 小中高生/女性/障がい者/50歳以上(シニア)向けの各優待 |
出典:侍エンジニア公式サイト https://www.sejuku.net/ (取得日:2026年9月17日)。
給付金の制度名として、公式サイトには「リスキリングを通じたキャリアアップ支援給付金」と「専門実践教育訓練給付金」が挙がっています。ただし、支給の要件は記載されていませんでした。また、元になる受講料が分からないため、「最大80%OFF」が何円にあたるのかも計算できません。
もう一つ気をつけたいのは、転職保証の「全額返金」と給付金の関係です。給付金を受けて自己負担が減った場合、「全額」が支払った金額を指すのか、給付前の受講料を指すのかは、編集部が確認した範囲の公式ページでは分かりませんでした。金額が大きく変わる部分なので、申し込む前に書面で確認しておきたい点です。
他のスクールでは、返金や保証がどう書かれているか

「内定が出なければ返金」という形がどのくらい珍しいのかを見るために、編集部がこれまでに確認した他のスクールの公式表記を並べました。どれがよいかを比べるための表ではなく、返金や保証の書き方にはいくつかの型がある、ということを見るための表です。
| スクール | 返金・保証についての公式の記載 | 取得日 |
|---|---|---|
| 侍エンジニア(転職保証コース) | 転職活動をした結果、内定が出なかった場合は全額返金。適用条件の詳細は記載なし | 2026年9月17日 |
| テックキャンプ | 学習後に転職活動をして内定が出なかった場合は受講料を返金。学習開始から14日以内なら理由を問わず返金。事務手数料55,000円(税込)の記載があるが、どちらの返金に適用されるかはページ上で判別できない | 2026年9月26日 |
| SkillHacks | 2年以内に講座代金を回収できなかったら返金 | 2026年8月21日 |
| MovieHacks | 申し込み完了後のキャンセル・返金は不可 | 2026年8月21日 |
| デイトラ | 転職保証・転職斡旋はなし。返金についての記載は見当たらず | 2026年9月15日 |
| RUNTEQ | 返金・解約の条件は料金ページに記載がありませんでした | 2026年9月26日 |
出典:侍エンジニア https://www.sejuku.net/ /テックキャンプ https://tech-camp.in/expert /SkillHacks・MovieHacks https://brain-holdings.com/skillhacks/tokushoho/ /デイトラ https://www.daily-trial.com/ /RUNTEQ https://runteq.jp/plan 。取得日は表のとおりです。いずれも取得日時点の記載で、最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。
並べてみると、同じ「返金」でも、条件が「内定が出なかったとき」「期間内に代金を回収できなかったとき」「開始から14日以内」と、何を基準にするかが違います。侍エンジニアの転職保証は「内定」を基準にした型で、テックキャンプの一方の返金と同じ型です。ただし侍エンジニアは、公式ページで確認できた範囲では、条件の細部が書かれていない点が異なります。
無料カウンセリングで確かめておきたいこと
侍エンジニアには無料カウンセリングがあり、公式サイトには予約は2ステップと書かれています。料金も返金条件の詳細も公式ページに載っていない以上、確かめる場所はここになります。聞いておきたい項目を並べました。
- 転職保証の対象になるコースはどれか。そのコースの受講料・入学金・受講期間はいくらか
- 返金の対象になる「転職活動」の条件(応募社数、活動期間、報告の方法など)
- 「内定」に含まれる職種・雇用形態の範囲
- 「全額」に含まれる費用の範囲(受講料のみか、入学金なども含むか)
- 給付金を使った場合、返金額は支払った額か、給付前の額か
- 返金を申し出る期限と、手続きの方法
- これらの条件が書かれた規約や書面を、申し込む前に受け取れるか
口頭の説明だけで判断せず、最後の項目のとおり書面で条件を確認してから申し込むと、後から「思っていた保証と違った」となる可能性を減らせます。
この記事が向く人・向かない人

この記事は、次のような方に向けて書いています。
- エンジニアとして会社に転職することを目標に、スクールを検討している方
- 「転職保証」という言葉を見て、具体的に何が保証されるのかを知りたい方
- 申し込む前に、公式に書かれていることと書かれていないことを分けておきたい方
反対に、会社への転職ではなく、副業やフリーランスとして案件を取ることを目標にしている方には、転職保証そのものはあまり関係がありません。内定を基準にした保証なので、転職活動をしない場合は、公式の記載どおりに読むと返金の前提を満たさないことになります。その場合は、受講料・受講期間・質問できる期間といった、学ぶ部分の条件を中心に比べるほうが判断しやすくなります。
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まとめ:侍エンジニアの転職保証は何を保証しているか
最初の問いに戻ります。侍エンジニアの転職保証が公式サイトで保証しているのは、「転職活動をした結果、内定が出なかった場合は全額返金」という一点です(2026年9月17日取得時点)。転職そのものを約束するものではなく、内定が出なかったときに支払ったお金を戻す、という形で書かれています。
- 返金の適用条件の詳細は、公式ページに記載がありませんでした
- コース料金・入学金・受講期間も記載がなく、戻る金額は計算できません
- 転職成功率99%と年収65万円アップは、「所定の学習完了および転職活動をされた方」を分母にした2021年1月〜2022年6月の集計です
- 転職保証コースでは、講師と学習コーチに加えてキャリアアドバイザーが付きます
書かれていない部分は、無料カウンセリングで質問し、書面で確認するのが確実です。この記事の内容は取得日時点の公式表記にもとづいています。最新の料金や条件は、必ず侍エンジニアの公式サイトでご確認ください。
まずは費用のかからない無料カウンセリングで、上に挙げた7つの項目を順に確かめるところから始めてみてください。


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