AIフリーランスラボ編集部です。この記事は「RUNTEQで給付金を使うと、受講料のうちいくらが戻り、自分はいくら払うことになるのか」という質問に答えます。
先に結論です。RUNTEQの料金ページによると、専門実践教育訓練給付制度の対象はWeb開発スタンダードコースです。受講料657,000円(税込)の場合、給付は最大525,600円、給付後の自己負担は131,400円です。ただし「最大80%」には条件があり、Python×AIコースは対象に含まれていないとページに書かれています。
編集部の仕事は、公開されている料金と条件を同じ項目に並べ直すことです。数字はすべてRUNTEQの料金ページ(https://runteq.jp/plan、2026年9月26日取得)に載っている値と、そこから計算した値だけを使います。計算した値には、何と何を足したかを添えています。
RUNTEQで給付金の対象になるコースと、ならないコース
料金ページでは、厚生労働省が認定した「専門実践教育訓練給付制度」の対象として、Web開発スタンダードコースが示されています。同じページで、Python×AIコースはこの制度の対象に含まれていないと書かれています。
つまり「RUNTEQなら給付金が使える」とまとめるのは不正確です。給付金を前提に費用を見積もるなら、まず受けたいコースがWeb開発スタンダードコースかどうかを確かめる必要があります。Python×AIコースを考えている人は、給付を差し引く前の料金で考えることになります。
| コース | 専門実践教育訓練給付制度 | ページの記載 |
|---|---|---|
| Web開発スタンダードコース | 対象 | 受講料の最大80%が給付される(一定の条件を満たした場合) |
| Python×AIコース | 対象外 | 対象に含まれていないと明記 |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)
657,000円のコースで戻る額と、自己負担額
ページには、Web開発スタンダードコースの受講料657,000円(税込)を例にした金額がそのまま載っています。
| 項目 | 金額(税込) | ページの記載 |
|---|---|---|
| 受講料 | 657,000円 | Web開発スタンダードコース |
| 最大給付額 | 525,600円 | 給付率が最大80%の場合 |
| 給付後の自己負担額 | 131,400円 | 給付率が最大80%の場合 |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)
計算を確かめておきます。657,000円の80%は525,600円で、657,000円から525,600円を引くと131,400円です。ページの数字と一致します。
注意したいのは、ページの表現が「最大80%」で、「一定の条件を満たした場合」と添えられている点です。給付の対象は「支払った受講料」とも書かれています。受講料を払う前に657,000円が131,400円に値引きされる、という書き方ではありません。131,400円は、条件を満たして最大の率で給付を受けたときの最終的な負担額として読むのが、ページの表現に沿った読み方です。
給付を受けるための条件は3つ書かれています
料金ページに書かれている条件は、次の3つです。
- 受講開始の2週間前までに、ハローワークで「受給者資格確認手続き」をすること
- 個人名義で申し込み、受講料も個人名義で振り込むこと
- 支給申請手続きで申請した学習期間(修了期間)内に、コースを修了すること
加えて、自分が受給対象かどうかは、各自が最寄りのハローワークで確認するようにとページに書かれています。RUNTEQのページだけでは、自分が対象になるかは判断できません。
3つ目の条件は見落としやすいところです。申し込んで受講料を払っても、決められた修了期間内に修了できなければ、条件を満たさないことになります。次の見出しで、入学日ごとの修了日を並べます。
入学日ごとの修了日と、ハローワーク手続きの目安日

料金ページには、2026年10月から2027年1月までの入学日・修了日・申込期限が載っています。右端の列は、編集部が入学日から14日を単純に引いた日付です。「受講開始の2週間前まで」の数え方(当日を含めるかなど)はページに書かれていないため、あくまで目安です。正確な期限はハローワークで確認してください。
| 入学日 | 修了日 | 申込期限 | 入学日の14日前(編集部計算) |
|---|---|---|---|
| 2026年10月7日 | 2027年7月6日 | 2026年9月30日 | 2026年9月23日 |
| 2026年10月24日 | 2027年7月23日 | 2026年10月15日 | 2026年10月10日 |
| 2026年11月6日 | 2027年8月5日 | 2026年10月31日 | 2026年10月23日 |
| 2026年11月21日 | 2027年8月20日 | 2026年11月15日 | 2026年11月7日 |
| 2026年12月7日 | 2027年9月6日 | 2026年11月30日 | 2026年11月23日 |
| 2026年12月20日 | 2027年9月19日 | 2026年12月15日 | 2026年12月6日 |
| 2027年1月8日 | 2027年10月7日 | 2026年12月31日 | 2026年12月25日 |
| 2027年1月23日 | 2027年10月22日 | 2027年1月15日 | 2027年1月9日 |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)。これより後の入学日は無料カウンセリングで相談するよう、ページに書かれています。
表を見ると、どの回も入学日の14日前のほうが、申込期限より先に来ます。給付金を使う場合、申込期限だけを見ていると、ハローワークの手続きが間に合わない可能性があります。給付金を前提にする人は、申込期限ではなく入学日から逆算して予定を組むほうが安全です。
また、入学から修了まではどの回もおよそ9か月です。ページ内の法人向けの採用案内には「約1,000時間・9ヶ月」という学習量の記載もあります。9か月で約1,000時間を修了期間内に終えることが、給付の条件の一部になっていると考えてください。
料金ページには料金表が2つ載っています
RUNTEQの料金ページには、一括料金と分割料金を並べた表が2つあります。どちらの表がどのコースのものかは、本文の並びからは明示されていません。区別できるのは、給付金適用後の額が併記されているかどうかだけです。ここでは便宜上「料金表1」「料金表2」と呼びます。
| 区分 | 一括料金(税込) | 給付金最大80%適用後(税込) |
|---|---|---|
| 料金表1 スキルアップ向け | 577,000円 | 115,400円 |
| 料金表1 転職向け | 657,000円 | 131,400円 |
| 料金表2 スキルアップ向け | 470,000円 | 記載なし |
| 料金表2 転職向け | 550,000円 | 記載なし |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)
料金表1の転職向け657,000円は、給付金の説明欄にあるWeb開発スタンダードコースの受講料と同じ金額です。スキルアップ向け577,000円の80%は461,600円で、577,000円から引くと115,400円になり、ページの併記額と一致します。
料金表2には給付金適用後の額がありません。給付金の対象外であるPython×AIコースの表である可能性はありますが、ページはそう明示していません。自分が申し込むコースがどちらの表の金額になるのかは、無料カウンセリングで確かめるのが確実です。
分割で払うと、総額はいくらになるか
分割は3回・6回・10回・12回・24回から選べ、料金表1・2とも同じ回数です。各回の金額はページに載っていますが、支払総額は書かれていません。編集部で「初回の金額+2回目以降の金額×(回数−1)」を計算しました。
料金表1の分割
| 回数 | 初回(税込) | 2回目以降(税込) | 支払総額(編集部計算) |
|---|---|---|---|
| 3回 | 196,252円 | 196,000円 | 588,252円 |
| 6回 | 100,003円 | 99,900円 | 599,503円 |
| 10回 | 61,905円 | 61,400円 | 614,505円 |
| 12回 | 52,206円 | 51,800円 | 622,006円 |
| 24回 | 29,912円 | 27,700円 | 667,012円 |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)
料金表2の分割
| 回数 | 初回(税込) | 2回目以降(税込) | 支払総額(編集部計算) |
|---|---|---|---|
| 3回 | 159,765円 | 159,700円 | 479,165円 |
| 6回 | 81,830円 | 81,300円 | 488,330円 |
| 10回 | 50,550円 | 50,000円 | 500,550円 |
| 12回 | 42,460円 | 42,200円 | 506,660円 |
| 24回 | 23,520円 | 22,600円 | 543,320円 |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)
どちらの表も、回数が増えるほど支払総額が大きくなります。料金表1では3回と24回の差が78,760円(667,012円−588,252円)、料金表2では64,155円(543,320円−479,165円)です。
分割の各回の金額が、どの一括料金(スキルアップ向け・転職向け)に対応するのかはページに書かれていません。料金表1の分割総額は、どの回数でもスキルアップ向け一括の577,000円より大きく、転職向け一括の657,000円とは24回払いだけが上回ります。自分のコースで分割にした場合の総額は、申し込み前に確認してください。
「月々27,700円から」という表示は、料金表1の24回払いの2回目以降の金額です。月々の額だけで比べると、総額の違いが見えにくくなります。
支払い方法と、給付金の名義条件

支払い方法は、一括と分割で分かれています。
| 払い方 | 方法 | ページの記載 |
|---|---|---|
| 一括 | クレジットカード | 料金表1・2とも同じ |
| 一括 | 銀行振込 | 振込手数料は受講者の負担 |
| 一括 | クレジットカードと銀行振込の合算 | 振込額は10万円・15万円・20万円・30万円・40万円から選び、残りをカードで払う |
| 分割 | 銀行口座からの引き落とし | ローン会社は指定できない |
出典:https://runteq.jp/plan(2026年9月26日取得)
給付金の条件にある「個人名義での申し込みと受講料の振込」は、ここで効いてきます。会社名義で払うと、ページに書かれた条件を満たしません。どの支払い方法なら給付の条件に合うのかまでは、ページに書かれていません。給付金を使う予定なら、支払い方法を決める前に、カウンセリングやハローワークで確認しておくと安心です。
料金に含まれるもの、ページに書かれていないもの
追加料金なしで使えるものとして、ページには次の3つが挙がっています。
- カリキュラム:卒業日の後も使うには卒業認定資格が必要
- 就職サポート:卒業認定資格に加えて利用条件あり(詳細は無料カウンセリングで確認、と記載)
- コミュニティ
一方で、次の2つは料金ページに記載がありませんでした。
- 入学金
- 返金・解約の条件
給付金は「修了すること」が条件のひとつなので、途中でやめた場合に受講料がどう扱われるかは、費用を見積もるうえで大事な情報です。ページに書かれていない以上、申し込み前に直接確かめるしかありません。
自分の場合の金額を出す手順
ここまでの表を使って、自分の負担額を出す手順を並べます。
- 受けたいコースがWeb開発スタンダードコースかを確かめる。Python×AIコースなら給付金は使えない前提で考える
- 最寄りのハローワークで、自分が専門実践教育訓練給付の対象かを確認する
- 対象なら、入学日の2週間前までに受給者資格確認手続きを済ませる日程を組む
- 一括か分割かを決める。分割なら上の表で支払総額を確認する
- 給付が最大80%なら、657,000円のコースで自己負担は131,400円。分割の場合は、分割総額と給付額の関係もカウンセリングで確かめる
- 修了日までに約1,000時間の学習を終えられるかを、自分の生活に当てはめて考える
この記事が向く人・向かない人
この整理が役に立つのは、次のような人です。
- RUNTEQのWeb開発スタンダードコースを検討していて、給付金を使うと最終的にいくらになるかを知りたい人
- 入学日から逆算して、ハローワークに行く日を決められる人
- 個人名義で申し込み・支払いができる人
反対に、次のような人には、この記事の金額はそのまま当てはまりません。
- Python×AIコースを受けたい人(給付金の対象外とページに明記)
- 会社など個人以外の名義で費用を払う予定の人
- 9か月・約1,000時間の学習を修了期間内に終える見通しが立たない人
運営者の体験メモ

ここからは編集部ではなく、サイト運営者のさとり個人の記録です。私は飲食の現場に10年いたあと、独立するためにスクールに入りました。通ったのは動画編集のスクールで、費用は約70万円、期間は6ヶ月でした。収入が無いまま、費用だけが出ていく時期でした。独立してから半年くらいは無収入で、そのあとの半年くらいも収入は一桁万円台でした。その間はアルバイトをしながら食いつないでいました。受講料の規模でいえば、この記事で扱った657,000円と近い金額です。受講料そのものに加えて、学んでいる期間と、そのあと収入が立つまでの期間も費用のうちに入る、というのが私の記録です。
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まとめ|RUNTEQの給付金でいくら戻るか
最初の質問「RUNTEQで給付金を使うと、いくら戻り、自分はいくら払うのか」への答えです。
- 専門実践教育訓練給付制度の対象はWeb開発スタンダードコース。Python×AIコースは対象外
- 受講料657,000円(税込)なら、給付は最大525,600円、給付後の自己負担は131,400円
- 条件は、受講開始の2週間前までのハローワーク手続き、個人名義での申し込みと振込、修了期間内の修了の3つ。対象になるかどうかはハローワークで確認する
- どの入学回も、入学日の14日前が申込期限より先に来る
- 分割は回数が増えるほど総額が大きくなる。料金表1の24回払いは総額667,012円(編集部計算)
- 入学金と返金・解約の条件は、料金ページに記載がありませんでした
この記事の金額と条件は、2026年9月26日に取得したRUNTEQの料金ページ(https://runteq.jp/plan)に基づいています。料金・入学日・給付の条件は変わることがあります。最新の内容は、必ずRUNTEQの公式サイトとハローワークでご確認ください。
自分のコースがどちらの料金表になるのか、分割にした場合の総額や給付との関係、書かれていない返金条件などは、RUNTEQのオンライン無料カウンセリングで確認できます。まずはそこで、自分の条件での金額を出してみてください。


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