ITプロパートナーズで紹介される案件は、月にいくらくらいになるのでしょうか。この記事は、その質問に公式ページの表示だけで答えます。
先に結論を書きます。2026年9月16日に公式ページを確認した時点では、掲載されていた案件例の月額報酬は「〜500,000円/月」から「〜1,500,000円/月」の範囲でした。ただし、どれも「〜」付きの上限だけの表記で、下限は書かれていません。税込か税抜かもページには書かれていませんでした。
この記事は、AIフリーランスラボ編集部が公開されている料金や条件を同じ項目に並べ、読む人が自分の場合の金額を出せるように整理したものです。個別の案件をすすめたり、報酬額を保証したりするものではありません。
掲載例の月額報酬を週の稼働日数別に並べる
ITプロパートナーズのトップページには案件の掲載例が並んでいて、それぞれに週の稼働日数と月額報酬が表示されています。取得日時点の掲載例を、週の稼働日数ごとにまとめると次のとおりです。
| 週の稼働日数 | 掲載例の月額報酬の表記 | 表記の特徴 |
|---|---|---|
| 週1日 | 〜500,000円/月 | 上限だけの表記 |
| 週2〜3日 | 〜700,000円/月 | 上限だけの表記 |
| 週5日 | 〜1,000,000円/月 から 〜1,500,000円/月 | 案件によって上限の額が違う |
出典:ITプロパートナーズ公式サイト https://itpropartners.com/ (取得日:2026年9月16日)。税込か税抜かはページに記載がありませんでした。掲載されている案件は入れ替わるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
サービスとしては「週2日からの案件紹介」と書かれています。一方で、掲載例には週1日の案件(エンジニアリング講師)も1件ありました。週1日の行はその掲載例によるものです。
「〜」は上限だけ。受け取れる額を示すものではありません
表に並べた金額には、すべて先頭に「〜」が付いています。これは「この額まで」という上限の書き方で、「最低でもこの額」という意味ではありません。
報酬の決まり方については、公式ページに「経験とスキルによって変わる」と書かれています。同じ週5日の案件でも、上限の表記が〜1,000,000円のものと〜1,500,000円のものがありました。上限の額そのものが案件ごとに違い、さらに実際に提示される額は人によって変わる、という二重の幅があると読むのが自然です。
そのため、この表から分かるのは「週の稼働日数ごとに、掲載例の上限がどのあたりにあったか」までです。自分がいくらで契約できるかは、この表からは出せません。下限がどこにあるのかも、公式ページには書かれていませんでした。
税込か税抜かは書かれていない

掲載例の月額報酬が税込なのか税抜なのかは、公式ページに記載がありませんでした。
ほかのサービスの料金と比べるときや、自分の見込み額を計算するときには、この違いが効いてきます。たとえば、別の会計ソフトや講座の料金は「税抜」「税込」とはっきり書かれているものが多く、そのまま並べると基準がずれます。ITプロパートナーズの金額を使って計算するときは、税込か税抜かが分からない数字として扱い、面談の段階で確かめるのが確実です。
上限を年に換算すると
自分の年間の見込みを考えるときの目安として、掲載例の上限を12か月分にするとこうなります。計算は「月額報酬の上限 × 12か月」です。
| 週の稼働日数 | 月額報酬の上限(掲載例) | 12か月分にした額 |
|---|---|---|
| 週1日 | 500,000円 | 6,000,000円 |
| 週2〜3日 | 700,000円 | 8,400,000円 |
| 週5日 | 1,000,000円から1,500,000円 | 12,000,000円から18,000,000円 |
出典:ITプロパートナーズ公式サイト https://itpropartners.com/ (取得日:2026年9月16日)の掲載例をもとに、編集部で12倍しました。
この年換算は、上限の額で12か月間とぎれずに契約が続いた場合の数字です。実際の提示額は経験とスキルで変わり、契約がいつまで続くかも案件によります。あくまで「掲載例の上限がこの水準だった」という確認のための数字として見てください。
報酬と一緒に見ておきたい案件の条件
同じ月額でも、働き方の条件が違えば比べる意味が変わります。掲載例には、報酬のほかに次のような項目が表示されていました。
勤務形態
案件ごとに、次の4通りのどれかが表示されていました。
- フルリモート
- 基本リモートで一部出社
- 基本出社で一部リモート
- 出社
出社がある案件では、通う場所と頻度によって、月額報酬とは別に時間や交通の負担が変わります。
職種
案件の絞り込み項目には、エンジニア、デザイナー、マーケター、プロデューサー、Webディレクター、広報・PR などがありました。掲載例の報酬は職種をまたいだものなので、自分の職種で絞り込んだときの表示を見るほうが、自分に近い数字になります。
契約形態とクライアント
掲載されている案件は、すべて「業務委託(フリーランス)」の表記でした。また、仲介会社を挟まずクライアントと直接契約している「エンド直」の案件である、とページに書かれています。
ここでいう「直接契約」はITプロパートナーズ経由での契約の話です。利用規約の第6条第1項では、サービスを通さずにクライアントと直接契約することと、その準備行為が禁止されています。
公式ページに書かれていなかったこと
月額報酬を自分の手元に入るお金として考えるには、ほかにも知りたい条件があります。そのうち次の2つは、公式ページに記載がありませんでした。
- マージン率(エージェントが受け取る割合)
- 支払いサイト(報酬がいつ振り込まれるか)
参考までに、同じフリーランスエージェントで、これらの項目がどう公開されているかを並べます。
| サービス | 支払いサイト | マージン率 | 登録・利用の費用 |
|---|---|---|---|
| ITプロパートナーズ | 公式ページに記載なし | 公式ページに記載なし | 無料 |
| レバテックフリーランス | 月末締め翌月15日払い(標準的な支払サイトとして記載) | 公式ページに記載なし | 無料 |
| Midworks | 月末締め翌月20日払い(一般的な支払いサイトとして記載) | 公式ページに記載なし | 無料 |
出典:ITプロパートナーズ https://itpropartners.com/ (取得日:2026年9月16日)、レバテックフリーランス https://freelance.levtech.jp/help/ および https://freelance.levtech.jp/service/ (取得日:2026年9月5日)、Midworks https://mid-works.com/about (取得日:2026年9月5日)。条件は変わることがあるため、最新は各社の公式サイトでご確認ください。
3社とも、マージン率は公式ページに書かれていませんでした。支払いサイトは、ほかの2社が標準の目安を出しているのに対し、ITプロパートナーズのページでは確認できませんでした。最初の入金がいつになるかは生活費の計画に直結するので、面談で確かめておきたい項目です。
業務委託の報酬から、自分で差し引くもの

掲載案件は業務委託なので、受け取る報酬は会社員の給与とは扱いが違います。報酬を受け取ったら、確定申告をして税金を自分で納めることになります。
確定申告の準備に会計ソフトを使う場合は、その費用も年間の支出に入ります。一例として、freee会計の個人事業主向けスタータープランは、年払いで年額11,760円(税抜)、月払いで年額21,360円(税抜)です(出典:https://www.freee.co.jp/personal-business/accounting/pricing/ 取得日:2026年8月20日)。
ITプロパートナーズの案件ページの報酬が税込か税抜か分からない点とあわせて、「表示されている月額=そのまま使えるお金」ではないことは頭に置いておくと、見込み違いが減ります。
自分の場合の金額を出す手順
ここまでの内容を、自分の数字に置き換える手順にまとめます。
- 週に何日働けるかを決める(ITプロパートナーズは週2日からの紹介とされています)。
- その稼働日数の掲載例の上限を、上の表で確認する(週1日〜500,000円、週2〜3日〜700,000円、週5日〜1,000,000円から〜1,500,000円)。
- 自分の職種と勤務形態で絞り込み、近い条件の掲載例を見る。
- 面談で、実際の提示額・税込か税抜か・支払いサイトを確認する。
- 提示額 × 契約月数で、期間中の報酬の合計を出す。
- そこから会計ソフトなど、自分で払う費用を差し引く。
手順の2までは公式ページだけで分かりますが、4から先は面談を経ないと数字が埋まりません。上限の数字だけで生活の計画を立てないことが大切です。
利用の流れと、登録前に知っておくこと
利用料金について、利用規約の第4条第1項には「本サービスの利用料金は無料です」と書かれています。会員登録も無料で、登録はEmailで行います。
公式ページに書かれている利用の流れは次の4段階です。
- 会員登録
- エージェント面談(電話か面談予約)
- 案件紹介と企業面談
- 契約と業務開始
専属エージェントが案件を紹介し、契約交渉と債権管理を代行すると書かれています。業務開始後も定期的にフォローするとの記載があります。ページには利用企業数5,000社以上とも書かれていますが、いつ時点の集計かは記載がありませんでした。
登録前に知っておきたい点もあります。
- 応募の際、合否を確認するために登録情報がクライアントへ提供されることがあります(利用規約の第4条第4項)。
- 未成年者、登録情報に虚偽がある人、過去に規約違反や登録抹消を受けた人とその関係者などは、登録を断られる場合があります(利用規約の第3条第4項)。
- 退会は所定の方法で通知すればできるとされていますが、方法の詳細はページに記載がありませんでした(利用規約の第9条)。
利用規約の最終改訂は令和2年4月1日と表示されていました。
この記事が向く人・向かない人

この記事は、次のような人に向いています。
- 週に何日か空けられる日があり、その日数でどのくらいの報酬の案件が並んでいるかを知りたい人
- エンジニア、デザイナー、マーケターなどの職種で、業務委託の案件を探している人
- 登録する前に、公式ページから分かることと分からないことを切り分けておきたい人
一方で、次のような人には向きません。
- 自分がいくらで契約できるかを、登録せずに確定させたい人(下限と実際の提示額は公式ページに書かれていません)
- 未経験の分野で、学びながら最初の仕事を取りたい人(報酬は経験とスキルで変わると明記されています)
- 成果物の単発納品で少しずつ実績を作りたい人(掲載例は月額報酬で週の稼働日数が決まった案件でした)
あわせて読みたい
- ITプロパートナーズは週何日から働けるか|週2日からの案件紹介の中身を公式表記のまま整理
- ITプロパートナーズの利用料金はかかるか|無料と書かれている規約の場所
- ITプロパートナーズ経由の案件で、クライアントと直接契約してよいか|利用規約の第6条に書かれていること
まとめ
ITプロパートナーズの案件は月いくらか、という質問への答えは次のとおりです。
- 2026年9月16日時点の掲載例では、月額報酬は「〜500,000円/月」から「〜1,500,000円/月」の範囲でした。
- 週の稼働日数別では、週1日が〜500,000円、週2〜3日が〜700,000円、週5日が〜1,000,000円から〜1,500,000円でした。
- どれも「〜」付きの上限だけの表記で、下限と税込・税抜の別は書かれていませんでした。
- 報酬は経験とスキルによって変わると公式に書かれています。
- マージン率と支払いサイトは、公式ページに記載がありませんでした。
公式ページだけで分かるのは「上限がどのあたりか」までです。自分の金額を出すには、面談で実際の提示額、税込か税抜か、支払いサイトを確かめる必要があります。掲載されている案件や条件は変わるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
登録と面談は無料なので、まずは自分の職種と稼働日数でどんな額が提示されるかを確かめるところから始めると、次の判断材料がそろいます。


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