クラウドワークスの手数料はいくら引かれる?20%は10万円以下まで|契約金額別の手取り表

クラウドワークスの手数料はいくら引かれるのか|段階制を契約金額別に計算しました クラウドソーシング

[広告]この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。掲載順や評価は、広告の有無や報酬額によって変えていません。金額はいずれも各社の公式表示です。

クラウドワークスの手数料が「20%」なのは、契約金額が10万円以下のときです。10万円を超えると、超えた部分にだけ低い料率がかかる段階制になります。契約金額が20万円なら手数料は30,000円で、契約金額に対する割合は15.0%です。

これとは別に、システム利用料にも消費税がかかり、出金するときに振込手数料が引かれます。登録や月額の費用はかかりません。

金額は、クラウドワークスが公開しているガイドとヘルプページの表記をもとに、AIフリーランスラボ編集部が計算したものです。自分の契約金額を下の表に当てはめれば、差し引かれる額が出せます。

クラウドワークスで引かれるのは3つ

クラウドワークスで契約金額が目減りする箇所は、公開されている情報の範囲では次の3つに整理できます。

  • システム利用料(契約が成立して報酬が確定するときに差し引かれる)
  • システム利用料にかかる消費税(利用料そのものに消費税が加算される)
  • 出金するときの振込手数料(口座に移すタイミングで引かれる)

逆に、登録や月額の費用はかかりません。公式ガイドには「実際に仕事を受注するまではお金はかかりません」と明記されています。つまり、アカウントを作って提案を送るところまでは、金額の計算に入れる必要がありません。

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee / https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/index (取得日:2026年9月11日・2026年9月5日)

手数料20%は10万円以下の部分だけ(段階制の読み方)

ここがいちばん誤解されやすいところです。プロジェクト形式のシステム利用料は、次のように決められています。

契約金額のうちの部分システム利用料
10万円以下の部分20%
10万円超20万円以下の部分10%
20万円超の部分5%

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee (取得日:2026年9月11日)

読み方の注意点は、これが契約額ごとに料率が切り替わる表ではないことです。「契約金額が15万円だから全体に10%」ではありません。15万円という金額を、10万円以下の部分と、それを超えた部分に分けて、それぞれの料率をかけて足します。所得税の累進課税と同じ考え方です。

15万円の契約で計算すると、10万円の部分に20%がかかって20,000円、残り5万円の部分に10%がかかって5,000円。20,000円と5,000円を足して、システム利用料は25,000円になります。もし「全体に10%」と読み違えていると15,000円だと思ってしまうので、1万円の差が出ます。

契約金額別の手数料と手取りの早見表

同じ計算を、よくある契約金額に当てはめて並べます。いずれも契約金額は税抜、システム利用料にかかる消費税は含めていません(消費税の扱いは次の見出しで説明します)。

契約金額20%の部分10%の部分5%の部分システム利用料の合計差し引いた残り
30,000円6,000円––6,000円24,000円
50,000円10,000円––10,000円40,000円
100,000円20,000円––20,000円80,000円
120,000円20,000円2,000円–22,000円98,000円
150,000円20,000円5,000円–25,000円125,000円
200,000円20,000円10,000円–30,000円170,000円
300,000円20,000円10,000円5,000円35,000円265,000円
500,000円20,000円10,000円15,000円45,000円455,000円

料率の出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee (取得日:2026年9月11日)。表の各金額は、この料率を編集部が契約金額に当てはめて計算したものです。

計算の中身を1行ずつ書くと、こうなります。

  • 120,000円の場合:100,000円 × 20% = 20,000円、20,000円 × 10% = 2,000円。20,000円 + 2,000円 = 22,000円
  • 300,000円の場合:100,000円 × 20% = 20,000円、100,000円 × 10% = 10,000円、100,000円 × 5% = 5,000円。20,000円 + 10,000円 + 5,000円 = 35,000円
  • 500,000円の場合:20,000円 + 10,000円、そして300,000円 × 5% = 15,000円。合わせて45,000円

契約金額に対してシステム利用料が何パーセントにあたるかを割り算で出すと、金額が上がるほど下がっていきます。小数第2位を四捨五入して並べます。

契約金額システム利用料契約金額に対する割合
100,000円20,000円20.0%
120,000円22,000円18.3%
150,000円25,000円16.7%
200,000円30,000円15.0%
300,000円35,000円11.7%
500,000円45,000円9.0%

この割合は公式が掲げている数字ではなく、上の料率から編集部が割り算で出した値です(例:22,000円 ÷ 120,000円 = 0.1833…)。料率そのものの出典は https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee (取得日:2026年9月11日)です。

ここから言えることは1つだけです。小さい案件を数多くこなす働き方では、システム利用料はほぼ20%のままです。料率が下がる恩恵を受けられるのは、1件あたりの契約金額が10万円を超えてからになります。

システム利用料にも消費税がかかる

オンラインで学ぶ様子

公式ガイドには、受け取り金額の計算式が次のように書かれています。

(契約金額 + 消費税) -(システム利用料 + 消費税)

読み飛ばされやすいのが、後ろの括弧にも消費税が入っている点です。システム利用料そのものにも消費税がかかります。上の表で「システム利用料25,000円」と出したケースでは、実際に差し引かれるのは25,000円に消費税を加えた額になります。

式の形を見ると、契約金額とシステム利用料に同じ税率がかかっています。つまり、受け取り額は「契約金額からシステム利用料を引いた残り」に、同じ率の消費税が乗った金額になります。先ほどの表の「差し引いた残り」の列が税抜の手取りにあたり、そこに消費税分が加算されると考えると計算しやすいはずです。具体的な税率は国の定めによるものなので、ここでは数字を置かず、読む人がご自身の適用税率を当てはめてください。

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee (取得日:2026年9月11日)

タスク形式は一律20%、時間単価制は1週単位

ここまではプロジェクト形式の話です。クラウドワークスには他の形式もあり、扱いが違います。

形式システム利用料の扱い
プロジェクト形式10万円以下の部分20%/10万円超20万円以下の部分10%/20万円超の部分5%
タスク形式一律20%
時間単価制1週を1つの単位として計算

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee (取得日:2026年9月11日)

タスク形式は金額にかかわらず20%です。段階はありません。もっとも、タスク形式は1件あたりの単価が小さい仕事が中心なので、段階制であってもほとんどが20%の部分に収まるという意味では、実際の手取りの感覚は大きく変わらないかもしれません。

時間単価制について公式が書いているのは「1週を1つの単位として計算」という一文です。区切りが1週であることは明記されていますが、複数週にまたがったときの合算の扱いまでは、このページからは読み取れません。時間単価制で長期の契約を検討している場合は、契約前に公式の案内を確認してください。

同じ総額でも分けて契約すると手数料が増える

段階制であることから、計算で確かめられることがもう1つあります。合計金額が同じでも、1本の契約にまとめるか、複数本に分けるかで、システム利用料の合計が変わります。

契約の分け方システム利用料の合計1本にまとめた場合との差
50,000円 × 2本(合計10万円)20,000円差なし(10万円1本も20,000円)
100,000円 × 2本(合計20万円)40,000円10,000円多い(20万円1本は30,000円)
200,000円 × 2本(合計40万円)60,000円20,000円多い(40万円1本は40,000円)

計算の根拠:10万円1本は 100,000円 × 20% = 20,000円で、2本なら40,000円。20万円1本は 20,000円 + 10,000円 = 30,000円。40万円1本は 20,000円 + 10,000円 +(200,000円 × 5% = 10,000円)= 40,000円です。料率の出典は https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee (取得日:2026年9月11日)。

合計10万円までの範囲では、分けても分けなくても同じです。差が出るのは、合計が10万円を超えるときだけです。同じクライアントと継続的に取引していて、毎月同じくらいの金額が動いているのであれば、契約の単位が手数料に影響する、という事実は知っておいて損がありません。ただし契約の分け方は納品や検収の区切りとも関わるので、手数料だけを理由に決める話ではない点は添えておきます。

出金時の振込手数料は楽天銀行100円・その他500円

動画編集の作業画面

システム利用料を引かれた残りは、いったんクラウドワークス内の残高になります。そこから銀行口座へ移すときに、振込手数料がかかります。

項目金額・条件
振込手数料(楽天銀行)100円(税込)
振込手数料(その他の金融機関)500円(税込)
最低出金額(随時出金方式)1,000円以上
最低出金額(50,000円以上出金方式)50,000円以上
最低出金額(クイック出金)530円以上

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/fee / https://crowdworks-help.zendesk.com/hc/ja/articles/5006050557982 (取得日:2026年9月11日・2026年9月5日)

出金方式は、随時出金方式・50,000円以上出金方式・キャリーオーバー方式の3種類が用意されています。通常より早く出金できるクイック出金という方法もあり、こちらは出金額に応じた利用料がかかる仕組みです。利用料の率については参照した料金ページに記載がなかったため、この記事では金額を出しません。急ぎで現金化する必要があるときだけ、公式の案内で条件を確認してください。

振込手数料は1回あたりの金額が小さいので見落としがちですが、回数を掛けると差が見えてきます。月に1回出金する人なら年12回です。楽天銀行なら 100円 × 12回 = 1,200円、その他の金融機関なら 500円 × 12回 = 6,000円。差は4,800円になります。月に2回出金しているなら、その倍です。

金額としては大きくありませんが、「どの銀行で受け取るか」と「月に何回出金するか」は自分で決められる部分です。手数料の総額を下げたいなら、料率を気にするより先にここを整えるほうが確実に効きます。

報酬はいつ受け取れる?仮払いと支払いサイト

いくら引かれるかと同じくらい気になるのが、いつ受け取れるかだと思います。クラウドワークスには仮払い制度があり、クライアントが業務開始前に金額を預ける仕組みになっています。確定するタイミングは形式ごとに違います。

形式仮払いと確定のタイミング
プロジェクト形式(固定報酬)契約成立時に仮払い、納品検収で確定
プロジェクト形式(時間単価)1週間分を仮払い、翌週金曜に確定
コンペ形式募集開始時に仮払い、納品後1週間で確定
タスク形式募集開始時に仮払い、承認時に確定

出典:https://crowdworks-help.zendesk.com/hc/ja/articles/5006066251550 (取得日:2026年9月5日)

そのうえで、クライアントからワーカーへの支払いサイクルは、15日締め・当月末払い、または月末締め・翌月15日払いの2方式から選ぶ形になっています。納品してすぐ口座に入るわけではなく、締め日と支払日を1回はさむ、という前提で資金繰りを考えておく必要があります。

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/index (取得日:2026年9月5日)

登録料や月額の費用はかからない

費用の話をすると、始める前に払うものがあるのかを心配する方がいます。公式ガイドには「実際に仕事を受注するまではお金はかかりません」と書かれています。登録料や月額費用はなく、費用が発生するのは受注してからです。

出典:https://crowdworks.jp/pages/guides/employee/index (取得日:2026年9月5日)

これは金額の計算という意味では単純な話ですが、「試しに登録して案件の相場を見る」という使い方に金銭的なリスクがない、ということでもあります。手数料を計算する前に、そもそも自分のスキルでどのくらいの契約金額の募集があるのかを見てから判断しても遅くありません。

この計算が役に立つ人、あまり関係がない人

ここまでの計算が実際の判断に効いてくるのは、次のような場合です。

  • 1件あたりの契約金額が10万円を超える案件を受けている、または受ける見込みがある人。段階制の恩恵が出るのはこの帯からです。
  • 同じクライアントと継続していて、契約の分け方を相談できる立場にある人。合計が10万円を超える取引では、分け方で手数料の合計が変わります。
  • 受け取り額を事前に見積もって、見積書や単価の提示に反映させたい人。

逆に、次のような人にはあまり関係のない計算です。

  • 1件数千円のタスク形式を中心にしている人。料率はほぼ20%のまま変わらないので、計算しても結論が動きません。それより、出金の回数と受け取り銀行を見直したほうが手元に残ります。
  • まだ受注実績がなく、これから登録する段階の人。費用は受注してから発生するので、先に手数料を細かく計算しても判断材料になりません。

この記事に載せた条件はすべて、2026年9月5日および2026年9月11日時点でクラウドワークスの公式ガイドとヘルプページに掲載されていた内容です。料率や手数料は改定されることがありますので、実際に契約する前には、必ず各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。

運営者の体験メモ

AIを使って作業する様子

ここからは編集部としてではなく、このサイトの運営者であるさとり個人の記録です。私が独立して最初に受けた仕事は、クラウドソーシングでもらった動画編集の案件でした。その相手からは、そのあとすぐに連絡が来なくなりました。独立初期の編集案件の単価は1本4,000円から10,000円くらいで、動画の尺によって金額が変わっていました。この金額帯は、上の表でいえば「10万円以下の部分」にすべて収まります。つまり、段階制であっても20%の段のまま終わる金額です。独立してから半年ほどは無収入で、そのあとの半年も収入は一桁万円台でした。その間はアルバイトをしながら食いつないでいました。料率が下がる帯に入るまでには、それなりの距離があります。

あわせて読みたい

まとめ

最初の質問に答えます。クラウドワークスで契約金額から引かれるのは、システム利用料と、その消費税と、出金時の振込手数料です。

  • システム利用料は契約額ごとではなく、金額の部分ごとにかかる段階制です。10万円以下の部分が20%、10万円超20万円以下の部分が10%、20万円超の部分が5%です。
  • 契約金額が10万円なら20,000円、15万円なら25,000円、20万円なら30,000円、30万円なら35,000円が引かれます。契約金額に対する割合に直すと、20.0%・16.7%・15.0%・11.7%です。
  • 受け取り金額の式は(契約金額+消費税)-(システム利用料+消費税)で、システム利用料にも消費税がかかります。
  • タスク形式は一律20%、時間単価制は1週を1つの単位として計算されます。
  • 出金時の振込手数料は楽天銀行が税込100円、その他の金融機関が税込500円です。回数が増えるほど差が開きます。
  • 登録料や月額費用はかかりません。費用が発生するのは受注してからです。

「20%引かれる」という言い方は、10万円以下の契約では正しく、それを超えると実態より多く見積もることになります。自分の契約金額を上の表に当てはめれば、いくら残るかはその場で出せます。

手数料を引かれたあとの実際の受け取り額は、契約金額とは違う数字です。この差額を月ごとに記録しておかないと、確定申告のときに1件ずつ計算し直すことになります。クラウド会計ソフトには無料で試せる期間が用意されているものがあるので、まず無料の範囲で、報酬と手数料をどう記録する形になるのかだけ確認してみると、後から慌てずに済みます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました