この記事が答える質問は1つです。「やよいの青色申告 オンラインは、結局いくら払うことになるのか」。
書いているのは「AIフリーランスラボ」編集部です。個人の感想ではなく、公式サイトに載っている料金と条件を、同じ項目に並べ直すのが役割です。数字はすべて弥生の公式ページから取ったもので、取得日は2026年8月21日です。
先に結論だけ置きます。
- 通常価格は、セルフ 年額11,800円+税/ベーシック 年額22,800円+税/トータル 年額39,600円+税です。
- 初年度キャンペーンが適用されると、セルフとベーシックは初年度無料、トータルは初年度19,800円+税(半額)になります。次年度以降は通常価格です。
- 3つのプランで機能は変わりません。公式が「機能はすべて同じです」と書いています。変わるのはサポートの範囲だけです。
つまり値段の差は、機能の差ではなく「困ったときに、どこまで人に聞けるか」の差です。ここが分かると、自分がどのプランを選ぶかは決めやすくなります。
3プランの年額を、通常価格とキャンペーン価格で並べる
まず金額です。通常価格と、初年度キャンペーンが適用された場合の初年度の金額を、同じ表に入れました。表示はすべて税抜(+税)です。
| プラン | 通常価格(年額・税抜) | キャンペーン適用時の初年度 | 次年度以降 |
|---|---|---|---|
| セルフプラン | 11,800円+税 | 無料 | 11,800円+税 |
| ベーシックプラン | 22,800円+税 | 無料 | 22,800円+税 |
| トータルプラン | 39,600円+税 | 19,800円+税(半額) | 39,600円+税 |
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/price/ (取得日 2026年8月21日)
同じ金額は、弥生シリーズの価格表にも載っています。直販価格(税抜)としてセルフ 11,800円/年、ベーシック 22,800円/年、トータル 39,600円/年で、料金ページの表記と一致していました。
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/price/ (取得日 2026年8月21日)
料金や条件は変わることがあります。申し込む前に、必ず弥生の公式サイトで最新の表示をご確認ください。この記事の数字は、あくまで2026年8月21日時点で公式ページに出ていたものです。
2年ぶんで見るといくらになるか
年額だけを見ると、初年度無料のインパクトが大きく感じられます。ただ、確定申告は毎年あるものなので、2年ぶんで足しておくと現実的な金額が見えます。表の「キャンペーン適用時の初年度」と「次年度以降」を足しただけの数字です。
| プラン | 初年度 | 2年目 | 2年ぶんの合計(税抜) |
|---|---|---|---|
| セルフプラン | 0円 | 11,800円 | 11,800円 |
| ベーシックプラン | 0円 | 22,800円 | 22,800円 |
| トータルプラン | 19,800円 | 39,600円 | 59,400円 |
計算の内訳は、セルフが 0+11,800、ベーシックが 0+22,800、トータルが 19,800+39,600 です。いずれも上の料金表の値を足しただけで、これ以外の割引や手数料は含めていません。
初年度が無料でも、2年目からは通常価格に戻ります。「初年度無料だから安い」ではなく、「2年目に払う金額を、いま払う気があるか」で見ておくと、あとで金額に驚かずに済みます。
プランを上げると何が増えるのか|機能は同じで、サポートだけが違う
ここが、この製品でいちばん誤解されやすいところです。公式ページには「サポート内容に応じて3つのプランをご用意」とあり、続けて「機能はすべて同じです」と明記されています。実際に、3プランとも機能一覧の項目は同一でした。
つまり、セルフプランでできない帳簿づけや申告書の作成が、トータルプランでできるようになる、という関係ではありません。違うのはサポートの範囲だけです。
| プラン | 受けられるサポート |
|---|---|
| セルフプラン | WebのFAQ(よくある質問) |
| ベーシックプラン | セルフの範囲に加えて、電話・メール・チャットでの操作質問 |
| トータルプラン | ベーシックの範囲に加えて、仕訳相談・経理業務相談・確定申告相談 |
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/price/ (取得日 2026年8月21日)
言い換えると、次のような段になっています。
- セルフ:自分で調べて解決する。
- ベーシック:操作の分からないところを人に聞ける。「この画面のどこを押せばいいか」の相談です。
- トータル:会計そのものを人に聞ける。「この支出はどの勘定科目にするか」「この申告のやり方でよいか」の相談です。
ベーシックとトータルの差は、金額にすると年16,800円(39,600−22,800)です。この差額で買っているのは、機能ではなく「仕訳と申告の中身を相談できる権利」だと考えると、判断しやすくなります。
電話サポートには回数の上限がある
もう1つ、料金ページの注記に書かれていて見落としやすい条件があります。ベーシックプランの電話サポートは、契約期間中10回までです。公式の注記(※3)にそう書かれています。
一方、トータルプランには同じ上限の記載が見当たりませんでした。ここは「無制限と書いてある」わけではなく、「ベーシックにある回数の注記が、トータルには付いていない」という状態です。回数を気にせず何度も相談したい場合は、この点を申し込み前に弥生へ直接確かめておくのが確実です。
初年度キャンペーンは、誰が対象で誰が対象外か

金額の表で「初年度無料」と書いた部分は、キャンペーンが適用された場合の話です。ここには期限と条件があります。
期限は、2027年3月15日(月)までの申し込み分と公式に明記されています。これは2026年8月21日時点で公式ページに出ていた条件です。期限や内容は変更されることがあるので、申し込む時点の表示を必ず公式サイトで確認してください。
適用条件は次の2つです。
- 有償プランを申し込むこと。
- 自動更新の決済方法として、口座振替またはクレジットカードを登録すること。
自動更新の登録が条件になっているので、「無料のあいだだけ使って、更新はしない」と決めている場合でも、いったんは決済方法の登録が必要になります。なお公式には、更新前のキャンセルは可能である旨が書かれています。
そして、対象外になる人がはっきり書かれています。ここは事前に読んでおく価値があります。
| 対象外になるケース | 公式の記載 |
|---|---|
| すでに1回使った | 1事業者につき1回まで |
| 無料プランを使っている | 無料プランの人(無料体験終了後など)は使えない |
| 白色で初年度無償を使った | やよいの白色申告 オンラインで初年度無償を使った人は使えない |
| 一度解約している | 解約した後に申し込んだ人は使えない |
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/price/ (取得日 2026年8月21日)
特に引っかかりやすいのが、下の2つです。「まず無料の白色から始めて、慣れたら青色に移ろう」という順番で進めると、青色の初年度キャンペーンが使えなくなる可能性があります。白色で初年度無償を使うかどうかは、青色に移る予定があるなら先に考えておく話です。
無料体験と初年度キャンペーンは、別のものです
やよいの青色申告 オンラインには、最大2か月間、一部の機能を無料で試せる「無料体験プラン」があります。これは初年度キャンペーンとは別の枠組みです。
ここに、公式が明記している注意点があります。無料体験プランの契約期間を過ぎると、初年度キャンペーンは使えません。
つまり「とりあえず2か月試して、じっくり考えてから有償にしよう」と構えていると、キャンペーンの権利のほうが先に消えてしまう、という順番になります。無料体験から入る場合は、体験期間が終わる前に有償プランへ進むかどうかを決めておく必要があります。
解約はいつまでに何をするか、解約したデータはどうなるか
料金と同じくらい先に知っておきたいのが、やめ方です。ここは他社の会計ソフトと条件が違う部分があります。
解約の期限は、契約終了月の前月末日までです。手続きは弥生のマイポータル(Web)から行い、停止・解約・プラン変更ができます。更新前には案内のメールが届きます。
ここで大事なのは、期限が「契約終了月」ではなく「その前月の末日」だという点です。契約が切れる月に入ってから気づくと、1か月遅い、ということになります。申し込んだ日をカレンダーに残しておくと確実です。
そして、解約後のデータの扱いです。公式FAQには、解約するとデータは参照もできなくなり、再契約は新規契約あつかいになるためデータを引き継げない、と書かれています。
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/price/ (取得日 2026年8月21日)
会計データは、あとから見返す場面があります。過去の申告内容を確認したいとき、取引先から昔の取引について問い合わせが来たときなどです。解約すると参照もできないという条件は、契約中に必要なものを手元へ出しておく作業が要る、という意味になります。やめる前に何を残すかは、解約手続きより先に考えておくところです。
自分の場合いくらになるか、を出す手順

ここまでの条件を、判断する順番に並べ直します。上から順に当てはめれば、自分が払う金額が出ます。
- キャンペーンの対象かどうかを確認する。1事業者につき1回まで。無料プランを使っている場合、白色で初年度無償を使った場合、一度解約している場合は対象外です。
- 対象なら、初年度の金額が決まる。セルフとベーシックは無料、トータルは19,800円+税です。対象外なら、初年度から通常価格です。
- 次年度以降の金額を足す。セルフ11,800円+税、ベーシック22,800円+税、トータル39,600円+税。毎年かかる金額はここです。
- サポートの段を決める。機能は3プランとも同じなので、選ぶのは「自分で調べる」「操作を聞ける」「会計の中身を相談できる」のどれかです。
- 解約の期限を控えておく。契約終了月の前月末日まで。手続きはマイポータルから。
参考までに、無料のまま使いたい場合の選択肢として、やよいの白色申告 オンラインにはフリープランがあります。直販価格(税抜)で0円/永年です。ただし白色申告であり、青色ではありません。そして先に書いたとおり、白色で初年度無償を使うと、青色の初年度キャンペーンが使えなくなります。青色申告で65万円や55万円の控除を狙う予定があるなら、この順番は先に決めておくところです。
白色のほかのプランは、ベーシックが11,500円/年、トータルが21,000円/年(いずれも直販価格・税抜)です。
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/price/ (取得日 2026年8月21日)
この記事の選び方が向く人・向かない人
ここまでの整理は、全員に当てはまるものではありません。読み終えたところで、自分が当てはまるかどうかを分けておきます。
この整理が向く人
- これから青色申告を始める個人事業主・フリーランスで、まだどの会計ソフトにも登録していない人。初年度キャンペーンの条件をそのまま使える位置にいます。
- 金額よりも「困ったときに聞けるかどうか」で選びたい人。プラン差がサポートだけなので、判断軸がそのまま金額に対応します。
- すでに帳簿づけの流れが分かっていて、自分で調べて進められる人。セルフプランの年額11,800円+税だけで済みます。
この整理が向かない人
- すでに他社の会計ソフトでその年の帳簿を進めている人。年の途中で乗り換えると、それまでの入力を移す作業が別に発生します。金額だけで比べる話ではなくなります。
- 複数のソフトを横に並べて比べたい人。この記事は弥生の公開情報だけを扱っています。他社と並べる比較はしていません。
- すでに解約を考えていて、やめ方だけを知りたい人。必要なのはこの記事の解約の項目だけです。申し込みの検討は不要なので、そこだけ読んで閉じてください。
- 法人の決算を扱う人。ここで並べたのは個人向けの「やよいの青色申告 オンライン」の料金です。
まとめ|やよいの青色申告 オンラインは、結局いくらか

冒頭の質問に答えます。
毎年かかるのは、セルフ11,800円+税/ベーシック22,800円+税/トータル39,600円+税です。初年度キャンペーンが適用されれば、セルフとベーシックは初年度が無料、トータルは19,800円+税になります。ただし次年度からは通常価格に戻るので、判断すべきなのは初年度ではなく2年目の金額です。
そして、金額の差は機能の差ではありません。公式が「機能はすべて同じです」と書いているとおり、3プランでできることは同じです。差額で買っているのはサポートの範囲、つまり自分で調べるか、操作を聞けるか、会計の中身まで相談できるか、の違いです。
あわせて、先に知っておきたい条件が3つあります。
- キャンペーンは1事業者につき1回まで。無料プランの人、白色で初年度無償を使った人、一度解約した人は対象外です。
- 無料体験プランの契約期間を過ぎると、初年度キャンペーンは使えなくなります。
- 解約するとデータは参照もできず、再契約でも引き継げません。解約の期限は契約終了月の前月末日までです。
この記事の金額と条件は、すべて2026年8月21日時点で弥生の公式ページに出ていたものです。キャンペーンの期限は2027年3月15日(月)までの申し込み分と明記されていましたが、料金も条件も変更されることがあります。申し込む前に、必ず弥生の公式サイトで最新の表示をご確認ください。


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